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Day21. 車でアメリカ横断するなら、都市部は避けたほうがいい。(ニューオリンズで超後悔)

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この旅を通して、一つ気付いたことがあります。

それは、いくら広大なアメリカとはいえ、車での旅をする際は都市部に行くのを避けたほうがいいということ。

もしアメリカの都市部へ旅行する場合は、近隣まで飛行機を使い現地の交通機関を使うかあるいはどうしても車を使うなら駐車場付きホテルを利用するか。

それくらい、都市部の車事情って面倒くさかったです。

目次

運転するのが難しい

まず何より、車が多い。
田舎部から都市部へ移る時に露骨にわかりますが、車の数が劇的に増えます。

そして、運転が荒い(というか適当な)アメリカ人。

都市部に入っていく際の高速はカーブと分岐点が急に増え、特定の場所で降りたい場合も慣れるまでは中々車線変更させてもらえず、意図した出口で出られずに全然訳のわからないところに行くことになったりすることも。(一度や二度じゃありません。泣)

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さすがに20日も連続で長距離運転してるとだんだんとアメリカの高速の法則性がわかっては来ましたが、アメリカの運転に慣れていない方は都市部に入るのに最初はかなり苦労すると思います。

駐車をするのが一苦労

そもそも、都市部では駐車スペースを探すのが大変です。
街中に駐車できる場所は多くあるも、人が集まる都市部では埋まっていることも多い。

かろうじて見つけたとしても、大抵は有料のパーキングしかなく、非常に高い料金を支払う必要があります。

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また、路上のコインパーキングは比較的安価で止められますが、二・三時間の時間制限があったりして観光に制限がつきます。

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ゆっくり町を見て回りたいなら、不都合が多いです。

お酒が飲めない

その日どこかに夜間駐車するならともかく、そうで無い場合はその後の運転があるので、現地でお酒が飲めませんよね。

例えば先日のメンフィスやこの日のニューオリンズなど、酒飲んでナンボ、みたいな街でお酒が飲めないのはスーパー辛いです。

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アメリカ各州ではアルコールに対するルールがそれぞれ違うので、場所によっては多少のアルコールを帯びた運転も可能らしいですが、全くの違う国でそうやって飲酒運転するのはリスクが高いでしょう。

犯罪の可能性

アメリカの大都市は、軒並み犯罪率も高めです。

ニューヨークの路上でも車上荒らしなんて話もよく聞きます。
昨日のメンフィスではラッキーでしたが、人通りの少ない場所での路上駐車はできる限り避けた方がいいでしょうね。

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まぁ、これはどこで駐車していても同じかもしれませんが。

そもそも、都市部に車で行くメリットがない

アメリカの都市部で車って、本当にただ邪魔なだけです。

ニューヨークやシカゴなら交通機関も整っていますし、大概の都市ではタクシーやUberが走りまくってます。

東京や大阪を基準に考えると都市部って相当大きく感じられますが、アメリカの都市って意外と面積は大きく無く、その気になれば歩いてだって回れるレベルです。(実際ニューヨークやシカゴなんてぼくはほとんど歩いてましたし)

高い駐車料金の分、食事やイベントを楽しめることを考えたら、きっと後悔します。

はい、ぼくです。

ニューオリンズでの話

この日はニューオリンズに行ったのですが、もう先に羅列した難点のオンパレードでした。

とにかく高速がごちゃごちゃで中々街には入れないし、始めてきて土地勘もわからないのでどこに駐車すればいいかもわからない。

結局辿り着いた路上パーキングはメインストリートからやや歩く場所で、二時間制限あり。(延長したければ戻って課金しなくてはいけない)

で、いざ行きたかったバーボンストリートに行ってみれば、あちこちから聞こえて来るジャズと、昼からビールで酔っ払う人々。

気温的にも、めちゃくちゃビールが飲みたくなって、これほど車旅を後悔したことはありません。

バーボンストリート

バーボンストリートという名前を最初に知ったのはあの、旅人のバイブル「深夜特急」の作者、沢木耕太郎のエッセイ集でした。

父に勧められた「深夜特急」で旅に目覚めた典型的なぼくですが、さらにこの沢木耕太郎という人の語り口が好きになって、20代前半、彼の本を読み漁りました。

バーボンストリートはそのうちの一つ。
15本の短編に男くささの詰め込まれた珠玉の一冊で、ニューヨークにまで持って行ったほどのぼくのお気に入りです。

その表題であるバーボンストリートが、かのニューオリンズにあることを知ってから、いつかは行かねばならないと思っていました。

実際に見た景色は、自分が思い描いていたものとは少し違いました。

だけどとても魅力的で、クレイジーで、色々とサイコーな場所。

ここで一日、だらだらと昼間からビールを飲む。

それだけのために、いつか帰ってきたい。(車以外で)

急ぎ足で食べたガンボ

また、ニューオリンズに来たかった理由のもう一つとして、ガンボを食べたかったというのもあります。

ガンボというのはルイジアナ名物のスープをご飯にかけたもので、見た目はややカレーっぽい料理。

昔、ニューオリンズスタイル(?)のバーで不定期にバイトしていたことがあり、その店の名物料理にガンボがありました。

これを本場で食べる、というのが、漠然とした憧れで、事前に調べていた(といってもYelpを見ただけですが)バーボンストリート近くのガンボ屋さんに突撃。

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そこそこな雰囲気のレストランで、客は家族連れや年配の夫婦などが多くを占めていました。
その中でも、どう見てもお金のなさそうなアジア人が一人で座席に座ってる姿に、周りの客からの視線は免れませんでした。知ったこっちゃねえ。

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この旅では自費の食事ではおそらく最高額(といっても$10くらい)でしたが、長年の夢を叶えるため、これくらいはいいだろうということで注文。

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実際に食べた本物のガンボは、期待を裏切らない美味しさでした。

繊細さなんて欠片もないワイルドな味だけど、これよ、本場の味!!

車旅に向いているのは

やっぱり、国立公園や絶景スポット、キャンプなどをメインとした旅。

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あるいは小さな町や村など、駐車できる場所が山ほどあるような場所を回るのであれば、車旅は自由に移動できて最高です。

ただ、ニューヨークでがっつり観光を楽しみたい!とかニューオリンズでビールを飲みながらジャズを楽しみたい!という方は、車で行くことをあまりオススメしません。

って、一通り書いみて、日本でも(ていうか世界どこでも)同じやんと気付きました。ツッコまないでください。

そんな感じで。

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さがやん
ブロガー/企画屋
仕事や遊びを効率化するガジェットやツールを愛して止まないブロガー。大阪でデザイン制作やスタジオ運営をする会社を経営しながら、田舎の古民家と行き来する二拠点生活を行っています。
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