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フィレンツェのドゥオモは予約必須!チケット料金や行き方について

フィレンツェ ドゥオモ 予約
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フィレンツェ ドゥオモ 予約

フィレンツェに行ったら絶対に欠かせない観光地といえば、やはりフィレンツェ大聖堂こと「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」。

中でも、このサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂のドゥオモ(ドーム)に登り、頂上のクーポラ(円蓋)からフィレンツェの町並みを一望するのは、フィレンツェ観光の定番でしょう。

ぼくの大好きな映画「冷製と情熱のあいだ」でも、このドゥオモは重要な役割を果たしており、聖地巡礼として、ぼくも自分の30歳の誕生日にこのドゥオモへと登ってきました。

そんなこのドゥオモ、登るためには実は予約が必須なのです。

この記事では、予約方法と実際にサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂のドゥオモに登ってきたレポートを紹介します。

目次

フィレンツェのドゥオモのチケットについて知っておきたいこと

フィレンツェのドゥオモのチケットは単体で購入することができません。

というか、一枚のチケットが複数の施設の共通券となっており、その中の一つの施設に入った時点から48時間のあいだ、他4つの施設に入場できるようになります。

入場できるのは以下の6つの施設。

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  • Cathedral(大聖堂)
  • Dome(ドゥオモ)
  • Baptistry(洗礼堂)
  • Bell Tower(ジョットの鐘楼)
  • Crypt(地下聖堂)
  • Museum(美術館)

この中でドゥオモのみ、チケットを購入する際に入場する時間指定が必要となります。

ですので、チケットを購入する際は「いつドゥオモに登りたいのか」を事前に考えておくようにしましょう。

フィレンツェのドゥオモのチケットの料金

フィレンツェのドゥオモのチケット料金は基本18ユーロです。

割引は3ユーロで、6~11歳の子どもにのみ適応されます。

6歳以下の子どもは無料です。

フィレンツェのドゥオモのチケット購入&予約方法

フィレンツェのドゥオモのチケットを購入する方法は3つあります。

  • 現地で購入する(英語/イタリア語)
  • 公式サイトで予約する(英語/イタリア語)
  • VELTRAで予約する(日本語)

現地で購入する場合は洗礼堂の隣にあるチケット売り場に行きます。(上のマップ左上のCentro arte e cultura)

英語やイタリア語がわかるなら問題ありませんが、現地で購入する場合、購入した当日にドゥオモに登れない可能性が高いです。

というのも、基本的には予約が前提となっているので、事前に日付を指定してチケットを買った人だけでその日の枠が埋まっていることがあるんです。

なのでぼくは日本で事前に公式サイトから予約していきました。ここでは、その方法を紹介していきましょう。

※不安な方は日本語ツアーを紹介サイト【VELTRA】を利用してチケットを購入することをおすすめします。

公式サイトからの予約方法

まずは公式サイト(https://www.museumflorence.com/ja)へアクセス。

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ツッコミどころ満載な日本語で中途半端に翻訳されたページが登場しますが、あまり気にせず右上の買うボタンから手続きを進めましょう。

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次のページに行くとすぐに、注意換気のポップアップが現れました。

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これは、予約時間は閉館時間の変動によって変わる可能性があるから、常に最新のタイムテーブルをチェックしてください、的なことを言っています。

Closeを押して、入力に進みます。

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登りたい日程、一般チケットの枚数(割引はEU在住の18~26歳のみ)、そしてBrunelleschi’s Dome Skip-the-Line Bookingをチェックして、ドゥオモに登りたい時間を選びます。

Add to cartを押したら、確認画面。

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内容に間違いがなければ、Proceed to pay を押してクレジットカードでの支払い手続きに進みましょう。

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基本的なカードの情報を入力したらSUBMIT。

無事に承認されれば支払いが完了し、下記のような確認メールが届きます。

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そしてもう一通届くメール内にあるリンクをクリックすると、下記のようなpdfが表示されます。

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このバーコードがいわゆる認証コード。

当日、こちらのメールをプリントして持っていき、ドゥオモの入り口でスキャンしてもらいましょう。

フィレンツェのドゥオモへ登る

というわけで、手に入れたチケットを持ってサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂のドゥオモに登りましょう。

サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から南へ歩いていると、自然とあの大きなドゥオモの姿が見えてきます。

それを目指して歩いていると、この景色に出会えるはず。

フィレンツェ ドゥオモ 予約

手前が大聖堂で、奥に見えるのがドゥオモです。

大聖堂の入り口は正面にあるのですが、ドゥオモへの入り口は別になっています。

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写真を撮り忘れていたのですが、上の写真の奥あたりに入り口があり、予約した時間の30~15分前から、同じ枠の人達が列を作っています。

入り口にいるスタッフにチケットを見せれば「この列に並べ」と指示してもらえるはず。

クーポラへは険しい道のり

無事にドゥオモに入場できたら、ここからクーポラまでの長い道のりがはじまります。

このように狭くて急な階段が続き、ひたすらにこれを登って行かなくてはいけません。

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途中、大聖堂の天井裏に出るのですが、ここから見える天井に描かれた「最後の審判」は圧巻です。

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ミケランジェロの弟子であるジョルジョ・ヴァサーリとフェデリコ・ツッカリの作品。

これほどの大作を目の前で味わえる機会は、そうありませんよね。

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このようにして天井裏を一周しながら、大聖堂の雰囲気を味わうことができます。

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一周したら、再び細い階段を登っていきます。

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クーポラから見える、圧巻の景色

険しい道程を越え、最後のはしごを登ったらついにクーポラへ登頂。

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目の前には、広大なフィレンツェの町の景色が広がります。

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息を呑む、とはまさにこのこと。

「冷静と情熱のあいだ」を初めて見てから15年間憧れ続けたこの景色に、鳥肌が止まりませんでした。

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一周回っても、ひたすらこの景色。

厳しい景観規制があるとは言え、500年以上この風景が守られていることに、衝撃を隠せません。

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たっぷり堪能してすっかり忘れてしまいそうですが、帰りももちろん、あの険しい道のりを戻らなければなりません。(笑)

時折登ってくる人とギリギリすれ違いつつ、なんとか下まで降りましょう。

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上り下りするだけでもかなり体力が必要なスポットではありますが、やはりフィレンツェ随一の人気観光地。

一見の価値ありです。

フィレンツェ大聖堂にも入ってみた

ドゥオモを楽しんだ後、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(フィレンツェ大聖堂)にも入ってみました。

厳かな建築ではありますが、大量の観光客がひしめきあい、あまり落ち着いた雰囲気ではありませんでした(笑)

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ただ、先程見た天井の絵を下から改めて見ると、自分たちがどれほど高い場所にいたのか、どれほど巨大な作品であったのかを改めて知ることができます。

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地下には、お土産屋さんがありました。

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フィレンツェ大聖堂&ドゥオモへのアクセス

フィレンツェ大聖堂へは、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から徒歩で10分程度。

街歩きで観光しながらのんびり歩いていくのをおすすめします

住所Piazza del Duomo, 50122 Firenze FI

そんな感じで。

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さがやん
ブロガー/企画屋
仕事や遊びを効率化するガジェットやツールを愛して止まないブロガー。大阪でデザイン制作やスタジオ運営をする会社を経営しながら、田舎の古民家と行き来する二拠点生活を行っています。
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