先日はカヌーに国立公園にキャンプファイヤーとこれでもかと言わんばかりに楽しませてもらって叔父にも随分と時間を使ってもらったので、この日は個人行動。
と言っても天気がすこぶる悪く、気温も非常に低かったので、この日はのんびりと家で作業していたのですが、ふと思い立って、ウォールマートで今後の旅に必要なものを買い足しに行くことに。
まだ一週間ですが、旅する中でこういうものがあると便利だ、と気付いたものをまとめてご紹介します。
ウォールマートで買い出し
このシリーズの最初の記事でも必要なものを購入した時に紹介した、アメリカ最大手のスーパーマーケットチェーン、Walmart(ウォールマート/ウォルマート)。
ニューヨーク中心部では見かけませんが、アメリカのほとんどの州の市街地には、必ずと言って良いほどあります。
言うなれば激安何でも屋。
食材から服からアウトドア用品まで、ダイエーが究極進化したらこんな感じな気がする。
バージニアのウォールマートにはカヌーまでありました。
というわけで今回改めて購入した長距離ドライブの(私的)必需品をご紹介。
まずは、スナック菓子。
これはライスクリスプっていう、米を使ったお菓子なんですけど、一つずつ袋分けにされていて、高速などを運転中に小腹が空いた時にちょうどいいです。
たくさん入ったバリューパックが安く売られているので、箱買いして何袋かを助手席に置いておくと便利。
あと、何気にいるなぁと思ったのが箱ティッシュ。
花粉症持ちで今もシーズンのせいで運転中に鼻をかみたい時など、すぐ手を伸ばせるところに一個おいとくとよさげ。
こちらはまとめ売りされてる100%アップルジュース。
運転中に飲みやすいサイズで、毎朝これでスタートしてます。
あと大きなサイズのお水。
飲用としてはもちろん、お湯を沸かしたり、手や食器を洗ったり、さらには頭を洗ったり(!)にも使えるので、大きめのサイズを常に一つ車に積んでいます。
眠気覚しようのガムも。
長距離運転は睡魔との戦いでもあります。できるだけスーッとするやつを運転席横のホルダーに入れて、すぐに手を伸ばせるように。
あとすっかり忘れてたのが耳かき。
あちこちに移動して忙しい日々の中で忘れがちになるエチケット。ちゃんとしとかなくちゃね。
それ以外に、ウェットティッシュとサニタイザー(除菌液)なども運転席周りに置いて、できるだけ清潔に保つようにしています。(体を壊して旅が中断なんてことになったら笑えないので)
ジェームズマディソン大学キャンパス見学
夕方からは、叔母の働くジェームズマディソン大学を見学させてもらえるとのことで、叔父と一緒に車で街へ。
コーヒー中毒のぼくのために叔父がカップに入れたコーヒーを車へ持ってきてくれたのですが、カップを持ったまま車に乗るのがアメリカンスタイルだそう(叔父談) 初めて聞いたよ!
大学に向かう前に、学校付近の街で叔母と合流してから、ピザ屋へ。
叔母一押しのピザレストランで、とんでもないサイズのピザを三人で頂きました!(笑)
ニューヨークスタイルの薄目のピザ(イタリア系)とは違って、より分厚く、フォークとナイフなしでは食べにくいくらいのこれぞアメリカ!な感じの大きなピザ。
1スライスが自分の顔よりも大きいですが、これ丸々一枚で$10ちょっとくらい。安い。
そのまま、街のすぐ上のJMUキャンパスへ。
ニューヨーク市内の大学と違い、広大な土地と多くの施設が溢れるキャンパスは、これぞアメリカの大学、といった感じ。
ぼくがNYで行っていたFITという大学がほんの2ブロック分の敷地しかも他なかったのに対し、この大学は一体どこまで広がるのやら。
元々は1900年代初頭に女子大としてスタートした小さな大学だったそうですが、現在は2万人を超える学生を有するようになったそう。(それでも日本の有名私立大より少ないですが)
新設したばかりの学生寮に入れてもらったのですが、広々とした空間にビリヤードなんかができる設備まであって、こんなところでキャンパスライフを送ってたのならまた全然違う日々があったのだろうなぁ、なんて空想したり。
特に素敵だな、と思ったのは共有スペースにあるコミュニケーションキッチンと名付けられた調理場。
ここで寮内の学生らが一緒に料理をしたり食事をしたりできるそうで、イベントの際は学生たちが集って賑わうそう。何それ超楽しそう。
学生らが、のびのびと生活しながら学べる環境作りに力を入れているそうで、狭く窓もないまるで監獄のようだったFITとはまるで違う環境。
ちなみに一番古い校舎の前は大きな広場になっており、翌日行われる予定の卒業式典の準備がされていました。(多分大雨になったはず・・・)
もし田舎に留学していたら?
せせこましいニューヨークの市内で生活をしていたぼくにとって、この車中心でだだっぴろい土地環境の中での生活はとにかく羨ましいものでした。
もしこんなところで学生生活を送れていたらどんなことをしていたのだろう、どんな風になっていたのだろう、なんて想像は止まることを知りません。
豊かな緑と清々しい空気の心地よさを一身に受け、先日のカヌーのように自然とのアクティビティを楽しめる日常が、そこにあったのかもしれない。
でも、今この環境を喜べるのは、ニューヨークという世界有数の大都市で暮らしたからこそ。
もしスタートがここ(あるいは他所)であれば、もしかしたらそれが当たり前になりすぎてその大切さを理解できなかったのかもしれません。
ニューヨークで暮らした本当の意味は、もしかしたら、そういうものの大切さに気づくためにあったのかも。なんて思う今日この頃。
真逆、とも言えるここでの日々は、単純な景色や環境の違いだけでなく、改めて自分の「生」について考えさせてくれる、とても大切な機会になっています。
この日の模様を動画でも
そんな感じで。