実際に旅に出る前に、自分の備忘録というのも兼ねてこの旅に向けて用意したものと、オンラインでのレンタカーの予約について紹介します。
事前に用意したもの
ぼくはこの放浪の旅に対し、単なる自己満足だけでなく、その自己満足を発信することで他者への何らかのプラスになればいいな、という思いを持っています。
そのため、「発信」ということを中心にいろいろなものを事前に準備しました。
充電器
旅中に発信する、というのを掲げている手前、電力の確保を何より最初に考えました。
車で運転しながら電力を得る方法としては、シガーソケットも当然ですが、ソーラー充電も有用だと考え、充電器周りではぼくも愛用させて頂いているANKERさんに今回の企画について相談したところ、以下二つを提供して頂ける運びになりました。
Power Drive+3はシガーソケットからUSB機器三点を同時充電出来る優れもので、PowerPort Solarの方は折りたたみ可能なソーラーパネルで、USB機器を二つ同時充電可能。
またこれとは別にモバイルバッテリーも携帯しているので、USB周りに関してはほぼ問題なさそうです。
Macの充電に関しては、使えそうな機器がなかったので購入していません。(スタバやマックで対応予定)
撮影機材
積極的に動画を撮りたいというのもあって、もともと動画撮影に秀でていた愛用のNEX 5Rに加え、よりダイナミックで迫力のある写真/動画を求めて、GoProを購入しました。
運転席周り
periscopeという生放送サービスはGoProと連動が可能だったので、GoProの広角を生かして運転席&景色の撮影なんか出来たらいいなと思ってサンクションカップを購入。
また、カーナビの代用にはiPhoneをそのまま使うつもりだったので、車載ホルダーも、合わせて用意しました。
その他
この他には、日本から持ってきた薬類やファーストエイドキット、社内での感想対策にマスク、海外旅行保険に対応したクレジットカードなどを準備しました。
- 海外へ留学や長期滞在に来るなら買ってくるべき医薬品/衛生用品(全部Amazon/楽天で買えます) – BASIK NEW YORK
- アメリカに行くなら知っておきたい海外旅行保険付帯クレジットカードについてとおすすめのカード5選 – BASIK NEW YORK
レンタカーの予約
そして最重要項目であった車の調達。
三ヶ月の旅を予定していた時は中古車の購入も視野に入れていたのですが、状況が諸々変わった結果レンタカーが一番価格を抑えられるという結論に。
できるだけ安くレンタルするために、そのリサーチにはかなりの時間をかけました。
いろいろ見た中で一番使いやすかったのは、このRentalcars.comというサイト。
使い慣れたホテル/航空券予約サイトとは違い、レンタカーサイトは完全に未知のエリアだったので不安だったのですが、よくよく見てみるとBooking.comやAgodaを運営しているPricelineグループの一つでした。
ここでレンタカー検索にかなりのパターンを試した上でわかったことを書いておきます。
ニューヨーク発は高い
そもそもニューヨークに住んでいるのでニューヨーク発にするのが一番効率がよかったのですが、ニューヨーク発でレンタカーを調べるとどこもとても高かったです。
フロリダ発が安かった
逆に他のエリアでもいろいろ試したのですが、レンタル価格が総合的に安かったのはやはりこのフロリダ。
理由はわかりませんが・・・。
ミッドサイズならSUVでも意外と値段が変わらない
SUVと聞くと高級かつ高くなりそうなイメージがあったのですが、ミッドサイズのSUVくらいまでなら実はそれほど大差はありません。(一日$4~10位)
下手なコンパクトカーでせまっこくやるくらいなら、SUVがいいですよ。(車で寝れるしね!)
レンタカー保険の選び方が難しい
レンタカーの保険にはいろいろな種類があって迷うのですが、とにかくあるに越したことはありません。
ただ、値段もバカにならないので慎重に選ぶ必要がありますが。
ぼくの場合は、Rentalcars.comが予約一日前までキャンセル/変更無料を、CDW(Collison Damage Weiver/車両損害保険)加入(先払い)を条件にしていたのでそれを使いました。
ただしこれだと自損事故ならいいですが対人・対物の場合保障がきかないので、LP(Liabiliy and Property Protection)を合わせて加入することが当たり前になっています。(LPはほとんどの会社で料金に含まれている)
最終的に選んだのはSIXT
最終的にRentalcars.com経由でレンタカーの予約をしたのはSIXT(シクスト)という会社でした。
Hertz(ハーツ)とかAramo(アラモ)、Dollor(ダラー)などが有名ですが、SIXTは全ての比較の中でもっとも低価格でした。
これには理由があって、他社では料金に含まれるLPが任意である点と、他の会社の半額程度の料金に対してマイル(距離)の制限があることが理由です。
制限に関してはHertzなどはどれだけ走っても一律の値段ですが、SIXTの場合は一定量のマイル数を超えるとその分料金がかさむという仕組みになっていました。
自分がおそらく走るであろう距離をざっくり計算した時、そもそもSIXTから指定されている距離を大幅に超えて追加料金を払わなくてはいけないのは明白だったのですが、その超過分及びLPを加味してもSIXTの方が他と比べて安かったので、ここに決めました。
超参考になった本
地球の歩き方、ニューヨーク版を見た時にも改めて見直したのですが、このアメリカ・ドライブは横断のために役立つ情報山盛り。
これから横断したい人は是非一度目を通しておきたい一冊だと思います。