どうも。SAGAT(さがやん)です。
都会ニューヨークから、田舎の兵庫県佐用町なるところに移住して、古民家を改修しながら暮らしてます。
壁の下地ができましたよっと。#diy #古民家 pic.twitter.com/lgeRZeLTip
— SAGAT(さがやん) (@sagatman) 2017年4月20日
家は当初、殆ど廃墟みたいな感じで、とてもじゃないけれど暮らせるような状態ではなかったのですが、「DIYしたら暮らせるっしょ!」という軽いノリで住み始めました。
最初に謝っときます。DIYなめてたましたごめんなさい。
思えば、ガンプラすらまともに作れなかったぼくがDIYなんてふざけた話です。マジで。
実際チャレンジしてみると、案の定一人では手も足もでず、結局穴だらけの家で極寒の冬を越えました。
その後、地元のめちゃイケてる大工の親方と出会い協力を得て、暖かくなってきてからようやく、こつこつとDIYを始めております。
本格的にDIYを始めて約1カ月。
ようやく作業にも慣れてきて、超初心者がこれからDIYを始めるにあたって必要な工具などがわかってきたので、紹介します。
これだけは確実に必要であろう工具・アイテム
DIYと一口に言っても、家の壁や床を作るのか、それともちょっとした家具を作るのかで必要なものは変わってきます。
今回は、いずれにしても最低限必要と思えるものを中心に紹介していきます。
※1 あくまで独断と偏見かつ何を作るかによって必要なものは変わってきますので、一例として参考にしてください。よろろ。
※2 ちなみにホームセンターとも見比べましたが、モノはほとんどAmazonや楽天で買った方が安いです。ただしノコギリだけは現物見た方がいいので店頭がおすすめ。
H2の鉛筆
何をおいても最初に必須なのが、鉛筆。
角材を切るところに印したり、直線引いたり。
硬さは2H。ちょうどいい硬さで一番適してるって親方が言ってたから間違いない。
作業用手袋
絶対に必要なのが、この作業用手袋。
実際やってみると分かりますが、素手でDIYするほどバカなことはありません。
普通に木を扱うだけでも、気がついたら知らず知らずに傷だらけになります。
使うのはいわゆるただの軍手ではなく、しっかりとした素材で滑り止めがついているものをおすすめします。
この商品(ワンダーグリップ)、親方が使っていたものと同じものを選んだんですが、厚手の軍手と違って細かい作業もできるし、素材が強いのでちょっとした刃物や釘で傷を受けることが防げます。(もちろん、限度はありますが)
値段も安いので、絶対に一つは用意しておくべき。
マスク
びっくりさせてすいません。
マスクも超重要です。
ノコギリで木を切ったりすると、木屑が飛ぶ飛ぶ。
粉塵になって吸い込んだら、アレルギーの原因にもなりかねません。
作業するときは常にマスクを使うのがベター。
こだわりがなければ安くて大量にはいってるやつをまとめ買いすればいいと思います。
金槌/玄翁
いわゆるカナヅチってやつです。
別名、玄翁(げんのう)ですが、親方は「げんな」と呼んでました。(スラング?)
グリップがしっかりとしていて、片方が釘抜きになっているタイプが使いやすいです。
名前の通り金属製。ゴム製のものは釘打ちには向いてないのでNG。
指矩/曲尺
直角型のこの定規は、指矩(さしがね)あるいは曲尺(かねじゃく)と言います。
DIYでは、恐ろしいくらいに使うことが多いこの曲尺。
おすすめは、片面が尺寸、もう片面がセンチ表記になっているもの。
個人的なものづくりでは大体センチがあれば問題ないかとは思いますが、大工さんの多くは尺寸を使うので、もし今後大工さんに手伝ってもらいながら共同作業、なんてときは尺寸のものを持っていた方が話がしやすいかと思います。
メジャー
これはもう言うまでもありませんね。
大工さんは「コンベ」って呼んでます。
ロック機能が付いていて、しっかりしていればなんでもOK。
家の改修などに使うなら、簡単な家具作りなら3メートルもあればいいと思いますが、家の改修なおで使うなら5.5メートルは欲しいところです。
間違っても布製のスプリングメジャーを買わないように!
ノコギリ/手鋸
これもなんのひねりもない、ノコギリです。手鋸(てのこ)と呼びます。
写真のものは刃が粗めですが、小物を作ったり仕上げ用の板などを着るときはできるだけ目の細かいものがおすすめ。
荒い刃だと木の繊維そのものを破壊していまうので。(実体験)
amazonでは刃の荒さを確かめることができなかったので、こればっかりは実際に店頭で見て購入した方がいいかもしれません。(それ以外のものは間違いなくamazonで買った方が安いです)
ドライバー
小さなネジを扱う時や、ちょっとした機器の取り外しなどにも活躍するドライバー。
プラスマイナス共に一本ずつ、先の細いものを用意していた方がいいでしょう。
ドライバーは何かと役に立つので、セットで一式持っておくのもいいかも。
インパクトドライバー
いわゆる電動ドライバーなのですが、ドリルドライバーとインパクトドライバーという二種類があり、インパクトドライバーの方がどちらかと言うと大きな作業向けです。
これを、「絶対必要」という部類にいれるかは非常に悩んだのですが、正直、これがあるのとないのとでは作業効率が全然違います。
なくてもものづくりはできますが、あるとできることの幅がぐーんと広がる。
ネジで穴を空けつつしっかり締め付けてくれるので、壁の下地を固定する時になど大活躍。
もちろん、家具作りにも使えます。(ぼくは実際これで机を作りました。)
ちなみにインパクトドライバーには10.6V,14.4V,18Vなど、様々なモデルがありますが、親方曰く最低14.4V、できれば18Vだそうです。あと、Ahは電池の容量で3.0Ah以上が載せれるモデルがいいとのこと。。
ちなみにぼくの使っているモデルは18Vと3.0Ahの中〜上級者向けのもので、親方に譲ってもらいました。
木工用ボンド
これはぜひ、用意しておきたいのが木工用ボンド。
小さなものを作る時はもちろん、壁などを張る際の仕上げ材の仮止め、補強などにも利用します。
ポイントは、速乾タイプではないものを選ぶこと。
とくに大きな仕上げ材などを利用するときは、釘を打つ前に重みでずれてしまったりするで、あまり早くに固まられると失敗の元になったりします。
バール
いわゆる、釘抜き。
素人は、何度も何度もミスします。
その度に釘を抜くため、こいつが必須。
それ以外にも、古い床や壁を剥がしたりなど、使い所多いです。
ええ、抜きまくってますよ。(釘を)
— SAGAT(さがやん) (@sagatman) 2017年4月18日
必須ではないけどあった方がいいもの
おまけとして、必須ではないけどあると捗るものも紹介。
ゴーグル
防塵メガネ、とも言う。
見ての通り、木屑などから目を守るためのゴーグルです。
手鋸を使う過程で出てくる木屑は、ちょいちょい吹かないと線が見えなくなったりするので、吹いたりして処理するのですが、そういう時に目に飛んできたり。
電動ノコギリ(丸ノコ)なんか使い始めると、ものすごい勢いで自分に飛んできたりもするので、しっかり目を守らないとえらいことになります。(実体験)
あと、ペンキとかで塗装する時にも塗料が目に入らないようにするために必須です。
ノミ
木を細かく加工するときはノミが大活躍。
角材の中の部分をくりぬきたい時などは手鋸で左右を落とし、最後にノミで削り取るなど少し複雑な加工ができるので、DIYの幅が広がります。
この他にも
丸ノコやサンダー、クランプ、ガンなどなど、あると便利なものはまだまだたくさんあります。
やってるうちに、あれも欲しい、これも欲しいとなってきて、DIYの世界は実は沼だと言うことに気づきました。
頃合いの良い手鋸がなくて、作業中断。コメリに買いに行くか。このままいくと来年の今頃には丸ノコやガンも持ってそう。やばい、沼かも。
— SAGAT(さがやん) (@sagatman) 2017年4月22日
ちなみにぼくは現在、使っている工具のほとんどをお世話になっている社長や親方に借りていますが、やってるうちにマイ工具が欲しくなってきました。
多分来年の今頃には事務所の一角にDIYスペースができてそう。
DIY楽しいですよ。皆さんも一緒にどうですか。
そんな感じで。
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