突然ですがみなさんは、この曲をご存知でしょうか?
John Denver – Take Me Home, Country Roads
そう。あの、スタジオジブリの名作「耳をすませば」で使われたあの曲、「カントリーロード」の原曲です。
今、この曲のモデルの場所にいます。
キャンプ場の朝
鳥たちの鳴き声で目を覚ましたキャンプ場の朝。
あいにくの天気でしたが、気温もちょうどよく、とても心地よかった。
慣れないテント片付け。
湿気のせいで結構濡れており、たたむのにも四苦八苦。
頑張ってはみたものの、結局最初に入っていたケースにいれることができず、結局丸めてむりやり車に詰め込むことに。
この時点でAM7:30ごろ。
今日は早いスタートです。
またもマクドナルド
ここのところ、ことあるごとに利用するマクドナルド。
この日は寄る気が無かったのですが、10時半頃に一度急ぎでメールの対応をする必要ができたので急遽高速を降りて最寄りのマクドナルドへ。
朝からコーヒーしか飲んでおらず、ちょっと食欲も限界に来ていたので、ソーセージエッグマフィンセット(ミール)を調達。
アメリカのマクドナルドって、場所によって値段が変わるのですが、マンハッタンでは$5ちょいのこのセットが、ここでは$3.80でした。衝撃。
昨晩の夕飯がチップスだけだったので、貪り食うようにしてさっさと済ませ、小一時間作業して再び高速へ。
広大な景色がひたすらに続きます。
ガソリンの入れ方
高速を走り続けること数時間。
気がつけばガソリンがほぼ空に近かったので慌ててガソリンスタンドへ。
最初は戸惑ったガソリンスタンドの使い方でしたが、気がつけばすっかり慣れたもんです。
基本的には日本と同じで、給油機の前に駐車。
モニターで支払い方法を選択します。
スタンドによっては現金払いとクレジット払いで値段が違うこともあります。基本的には現金払いの方が安いです。
クレジットカード/デビットカード払いの場合は、モニターで選択後、先にカードを挿入。(淹れて、すぐ抜く)
現金払いの場合は、カウンターへ向かいます。
中で、給油機番号と入れたい分の額をレジで伝え、先に払うというシステム。
給油機番号は、たいてい給油機の上の方に書いてあります。
例えば、「No.8, $20(ナンバーエイト、トゥエンティーダラーズ)」みたいな感じ。
支払ったらレシートにこのように記載されています。
モニターにも、$20.00 PREPAID(先払い済み)と表示されていました。
ガソリンの種類を選択。基本的にはレギュラー。
ちなみにスタンドによってはRegular(レギュラー)などの記載方法ではなく、Unleaded/leadedという書き方をするところもあります。これは、無鉛/有鉛を表し、Unleadedがレギュラーにあたります。(有鉛ガソリン – Wikipedia)
ノズルを差し込みレバーを引きます。
数値がどんどん増えていきます。
レバー下の金具を使えば、レバーを引いた状態で固定してくれるので、そのまま止まるまで自動で動いてくれるので楽チン。日本と同じように、満タンになると自動で止まります。
もし、指定額よりも先に満タンになってしまった場合(例えば$20先払いしたのに$17で満タン担ってしまった場合)、再びレジに行けばお釣りがもらえます。
フレーズは、「Change please(チェンジ、プリーズ)」(お釣りください)
ぼくの見たかったアメリカ
ガソリンスタンドから抜けてしばらく行くと、少しずつ緑が増えてきました。
生い茂る樹木。
山の中の道をくぐっていきます。
五年間、ニューヨーク市内で暮らしました。
コンクリートのビル群と地下鉄の音、人々の喧騒に囲まれる日々でした。
一週間前にそこから抜け出し、だだっぴろい道と広大な海に出会いました。
そして今、際限なく広がる緑が目の前に。
ようやく、地球に来た気がしました。
叔父&叔母との再会
父の友人であり、ぼくがとても小さい頃からよく知っているKenn叔父&Dee叔母。(Uncle&Aunt)
二人の住むバージニアに着いたのは、PM5:00ごろ。
曇ってるせいで美しさが伝わりきらないのが残念ですが、本当にすごい。
まさにあの、カントリーロード(原曲)の世界。(正確にはあれは”ウエスト”バージニアですが)
どこまでも広がる緑。
澄んだ空気。
木の匂い。
時折聞こえるエンジン音と、虫と鳥のさえずる声。
そうだよ、これがアメリカだ。
再会とこれから
叔父&叔母に会うのは、以前彼らがニューヨークに訪ねて来た3年前以来。
でも、全然大げさな再会じゃなくて、本当に親戚のおじちゃんおばちゃんにひさしぶりに会ったような感じでした。
Kenn叔父は昨年ひどい事故にあってしばらく入院生活を続けていたので、今回はそのお見舞いも兼ねていたのですが、思っていたよりずっと元気そうで、本当に安心しました。
食事は、地元の小さなイタリアンレストラン。
ローカル感満載で、アジア人が珍しいのかお店でもいろんな人にチラチラ見られたり。
本格的な外食なんていつぶりでしょうか。ラザニア。ものすごく大味だったけど、今の自分には最高のご馳走でした。
日本の両親のこと、自分のこと、ニューヨークの暮らしのこと、この旅のこと、いろんな話をたくさんしました。
帰宅後は、大工、家具職人であるKenn叔父のアトリエを見してもらったり
すでに3回もアメリカ横断を経験しアメリカ中を旅して回った彼から、今後の旅について色々とアドバイスをもらったり。
寝床には、現在ニューヨークで働く娘Emilyの部屋を貸してもらうことに。
まだ日数は決めていませんが、ここに何日か泊めてもらう予定。(二人は、何ヶ月でもいろと言ってくれるけど笑)
週末までには一度ニューヨークに戻る予定を立てているので、それまでここで数日、アメリカのカントリーサイドの暮らしを存分に味あわせてもらいたいと思います。
この日の模様を動画でも
そんな感じで。