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「見たい日本」と「見せたい日本」のギャップを埋めるために。

ニューヨークに住みながら現地の友人たちと共に、訪日外国人観光客に向けた日本国内の企業やお店などの、翻訳やマーケティング、お店造りなどを支援するための事業の準備をしています。

と、この話をすると時々「なんで日本でやらないの?」と聞かれます。

確かに、僕が一緒に仕事をさせて頂きたいと思う相手=クライアントは日本にいますし、彼らとの直接の対話は、より良い支援のためには必要だと思います。

ただ、それよりも僕が大切にしたいと思うのは、当事者の目線です。

主観と客観

ここで言う当事者とは、クライアントではなくさらにそのクライアントの顧客、つまり、訪日外国人観光客のことです。

自分の生活の拠点を海外に置き、その時間の大半を海外で過ごすことで彼ら(外国人)と同じ目線に立つこと。

そもそもニューヨークに来てから、日本から発信される「見せたい日本」とこれから日本に行こうとする外国人の「見たい日本」に微妙なギャップがあることに気付きました。

僕がニューヨークに発ったのが、2011年の3月。

経産省がクールジャパンを開始したのが2010年6月なので、まさにその動き、影響を海外からリアルに見ることの出来るタイミングでした。

これまでの日本国内におけるクール・ジャパンの盛り上がりは、現地にいなかった分あまり体感出来ていませんが、ネットのニュースなどで追いかけている限り、割と活発であったように見えました。

ただ、そこで行われる活動と、海外で暮らしている自分や現地の友人の目線から見て、その活動が「なんだかずれている」感は否めませんでした。

参考平成27年5月「クールジャパン政策について」(経産省HPより)

今日本で流行っているもの、人、音楽などをフィーチャーして海外に宣伝するのも、リアルタイムな日本を伝えるという意味では価値があるのかもしれませんが、彼らがもっと知りたいと思っているのは、そんな流行とは関係のない、もっと別の文化的な部分だったりもします。

そういう、「内」にいては、主観だけでは見つけられない部分が、海外にいるとよく見えたりします。

彼ら外国人と一緒に、そういうギャップを見つけながら世界に拡げていく、そういう活動が出来れば理想です。

国旗を振らない日本人。

僕らは当事者として、「出来事」をどれくらい「自分ごと」として捉えられてるのか。

テレビの日本礼賛番組から見る日本人の欧米コンプレックス

日系のお店はJ-Popを流さない。