Mac上でスクショを撮ったり、写真を簡単に加工したりするのに最適だったSkitch。
昨年末にサポートが終了したとは聞いていましたが、まさか動作不安定になるとは。
普通のスクショもちゃんと起動せず、なんだかよくわからないけど使い物にならなくなったので代替アプリはないかと探したところ、Monosnapなるのが良いとのことだったので早速導入してみました。
最初に言っちゃいますが、こっちの方が良かったです。なんでもっと早く使わなかったんだろう。
Monosnap
Skitchに慣れ親しんだ人なら説明は不要だと思いますが一応。
Monosnapは、PCの画面キャプチャ&加工アプリケーションです。
起動するとメニューバー上部にアイコンが表示され、そこから各種操作を行うことができます。
Monosnapでできること
このタイプのアプリケーションを使ったことのない方のために、Monosnapでできることを簡単に紹介します。
まずはスクリーンショットの撮影。
こんな感じで、現在パソコンで見ている画面を撮影することができます。
さらには画像の加工。
撮影した画像に注訳をつけたり、落書きしたり、モザイクをかけたりが簡単にできます。
この他にも、画面を映像として録画したりなども出来ます。
まずは会員登録
使用の前にはまず登録を行いましょう。登録せずとも使えますが、これをしておくと撮影した写真がクラウド上に保存できたりと何かと便利です。
まずはメニューバーのアイコンからPreference(設定)を選択。
そこからAccount>Registerと進みます。
必要な情報はユーサー名、メールアドレス、パスワードの三つのみ。
Facebookアカウントを使ってもログインが可能です。
無事ログインできたら早速使ってみましょう。
スクリーンショットを撮る
Monosnapによるスクリーンショットは、
- 自分で範囲を決めるスクリーンショット
- 画面を一括キャプチャするスクリーンショット
の二種類があります。
それぞれ、
- alt+Command+5
- alt+Command+6
がショートカットとなっているので、覚えてしまうといちいちアイコンをクリックせずに使えるので楽ですね。
ちなみに、自分で範囲を決めるスクショの場合、
- altを押しながらクリックで画面録画開始
- command押しながら範囲選択で5秒後の撮影
といった機能があります。
前者は、ゲームのプレイ動画であったり、解説動画のようなものを作るのにも使えるかもしれません。
タイマー撮影は、メニューを開いた時の画像などを撮影するのに向いています。
この他にも、インカメを使ったMake Selfie(自撮り)で撮影及び録音なども可能です。
画像を加工・保存する
撮影した写真は、加工して保存することができます。
以下はLightroomの画面をMonosnapで撮影した画像。
下の画像を見てもらえば分かりますが、様々なエフェクトと色が用意されており、画像内に簡単な注訳をつけたりなどの加工ができるようになっています。
保存ボタンは上のSaveボタンと下のピクチャアイコンの二つ。なぜ二つあるのかはわかりませんが、これらの保存先はPreferenceで変更することができます。
有料版にアップグレードすればEvernoteやDropboxに自動保存できる
総じて見たところ、操作性や機能などはMonosnapが優れているなぁという印象なのですが、ただ一つ難点なのが、自動保存に関する点。
Monosnapは最初の会員登録をすれば専用のクラウドに保存してもらえるのですが(アクセスはメニューアイコン>Monosnap storage)、このクラウドサイトが重くあまり使い勝手がよくない印象です。
SkitchはもともとEvernote社開発によるものだったので自動で撮影した画像がEvernoteにアップロードされる便利な機能があったのですが、Monosnapの場合は600円の課金をしないとこの機能が使えません。
ただし課金すれば、EvernoteだけでなくDropboxやBoxにも保存できるようになるので、バックアップをしっかり取っておきたいと考えるのであればこれも一つの手かもしれません。
撮影した画像をいちいち保存しなければならないという難点がありますが、慣れればとりあえずは自動保存は不要かな、と思っているので、ぼくはしばらく無料版のまま様子を見てみようと思います。
ぼくと同じようにSkitchの代替アプリを探している方は是非。
そんな感じで。