愛用のカナル型ヘッドフォン、MDR-EX800ST。
生まれて初めて購入したハイレベル(っていうのか?)のヘッドフォン(イヤフォン)で、めちゃくちゃ気に入っていたのですが、どうやらこれをリケーブルすることで色々と捗る、と噂を聞いたので交換してみました。
生まれて初めてのリケーブル。
音質云々に関してはド素人の僕ですが、そんな僕の体験談込のレビューをお届けします。
MDR-EX800STのケーブルは・・・
高校生の頃からずっと音楽をしていて、当然のようにずっと音楽プレーヤーなどで音楽を聴き続けてきたわけですが、一年ほど前までは音質云々には全く興味がありませんでした。
強いていうなら気にするのは低音が強いほうがなんか良い位で、それでも酷い時は100円ショップで購入したイヤフォンで満足していました。
そんな僕ですが、ニューヨークに来てから聞くジャンルの幅も増え、それと同時にもっといい音質を試してみたいなーと思って意を決して購入したSONYのMDR-EX800ST(正確には海外版のMDR-7550)。
もう安物ヘッドフォンには戻れない。音にこだわりがない僕でも分かったSONY MDR-7550(MDR-EX800ST)のクオリティ。
これを手に入れたことで、なぜ人が音質に拘るのかを初めて理解出来ました(笑)
こいつで音質に関しては概ね満足していたのですが、ただ一つ、(あくまで私的ですが)致命的な欠点がありました。
それは、付属のケーブルが長いこと。
移動や作業中に良く音楽を聴くのですが、如何せんこれが邪魔くさい。
時々長いケーブルがどこかにひっかかって引っ張られ、あわや断線するんではないかという恐怖すら感じることもありました。
これをどうしたもんかいのーと悩んでいた時に、MDR-EX800STは、リケーブル出来るとの情報を知ります。
MDR-EX1000のケーブル購入
色々調べてみると、EX800STと同じMDRシリーズの機種、MDR-EX1000のケーブルと交換出来るとのこと。
しかも、ケーブルが単体で購入出来る!
こちらで購入することができなかったので、他の荷物と一緒に日本から送ってもらいました。
ちなみに長さが0.6mと1.2mがあったのですが、短すぎるのも困るので後者の方を購入しました。
開封の儀
そして到着したケーブル。さっそく開封していきます。
おもいっきりサインペンで型番が書いてありました。
MADE IN CHINAの文字が光ります。
細かいことは気にしない。
リケーブル開始
とその前に、しっかり差を感じるためにもう一度EX800STの音を確認。
なんとなくAutechreで。
よく音を確認した後、早速リケーブル開始。
まずEX800STの本体を外してケーブルを比較します。
左の赤いのがEX800STで右の赤白の二本がEX1000のもの。
EX800STは接続部が真鍮製なのに対し、EX1000はプラスチック。
なんとなく800STのが良さげなのが気になるところ。
ケーブルの太さ比較。
上がEX800ST、下がEX1000。
微妙にEX1000のが太いです。
というわけで交換。
無事に交換完了。
真鍮部分がなくなってちょっとビジュアルに高級感が消えてしまいました。ちょっと残念。
しかし、ジャック部分はEXX1000のがカッコいいです。
EX1000(下)のがしっかりしていてSONYの文字も光ります。。
リケーブル後の音質の変化
とゆーわけで交換した状態で同じAutechreを聴いてみた感想をざっくりと。
短くなったので使いやすさが向上
当然なのですが、元のケーブルより15cmくらい(目分量)短くなったおかげで、使い勝手が向上しました。
たかが15cmと思われるかもしれませんが、これが結構大きいです。
日常利用に最適な長さになって、逆に0.6mを選んでたら短すぎて後悔していたと思います。
中、高音域が綺麗になった
交換してみて気づいたのですが、EX800STの中・高音域って僕の耳には結構鋭い音だったようです。
交換後、中音域以上がかなりマイルドになって聴きやすくなりました。
これは意外な喜びでした。
ステレオ感が増した
これも驚いたのですが、今まではあまり気にしなかった左右の音の違いが、リケーブルしたことではっきりした気がします。
左右がくっきりしたことで、より臨場感のある音になりました。
まとめ
リケーブルによって、よりリスニング性が向上する気がします。
あくまで、気がします、という言い方しか出来ないのは、ド素人の僕個人の意見なので・・・(笑)
ただ、交換してみてEX800STって元の状態だと結構鋭めの音だったことがわかり、私的にはEX1000のケーブルに交換することでより常用性が向上しました。
というわけで、結果は大満足!
人には好みがあるので誰にでもオススメ出来るわけではありませんが、何かの参考にして下さい。
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