ヨーロッパ旅行六日目、オランダはアムステルダムより。
2014年夏のヨーロッパ旅の記録
ドイツ、ベルリンから列車に乗り、はるばるやってきましたアムステルダム。
皆さんは、アムステルダムと言えば何を想像するでしょうか?
オランダは、デザイン先進国です。特に建築は、素晴らしい作品が山盛りです。特に首都のアムステルダムには、そんな素敵建築が山盛り。
もちろん僕も、そんな素晴らしいデザインに興味があり、ここに来ました。
が!
アムステルダム、と言えばそんなデザインの素晴らしさもさることながら、別の面でも有名ですよね。
ご存知の通り(?)かと思いますが、
マリ○ァナと風俗。
アムステルダムについてこの二つのトピックは、離せません。行く前から様々な噂を聞いており、むしろ友人に「アムステルダムに行く」と言うと「女?草?」と聞かれるレベル(笑)
残念ながら(?)僕自身はそれらを体験するには至らなかったのですが、僕の目から見たアムステルダムの姿をお届けしたいと思います。
※前回の記事はこちら→オランダ高速鉄道・インターシティに乗って、ベルリンからアムステルダムへ。七時間は長いようで短かった。
アムステルダムという街
まずは滞在したエリアから、昨日一瞬だけ通過したアムステルダム中央(Amsterdam Centraal)駅へ。
中央駅はアムステルダム中心部の北に位置するので、観光客の流れに乗りつつ南下していきます。
途中、少しメインの流れを逸れて細い道に入ると、懐かしい香りが。
この匂いは・・・クサですね(笑)
懐かしい、というのは何も僕がかつて吸っていたとかではなく、ニューヨークでも街中でたまにこの香りが漂ってくるからです!お間違いないよう!
マリファナについて
ご存知の方も多いとは思いますが、このアムステルダムではマリファナが合法化されています。
街中には数多くの「Coffee Shop」の看板を掲げたお店が存在するのですが、これらはどれも僕らの想像する「コーヒーショップ、喫茶店」ではなく、店内でマリファナが吸える店のことです。(例外あり)
基本的にマリファナを使用可能なのは18歳未満が入店禁止の店内のみですが、歩きタバコならぬ歩きマリファナをしてる人もいたり、
(これは違反らしいです。)
看板やグッズにもガンガンにマークが載っていたりと、そのカジュアルさに驚きます。
メインストリートにも堂々と吸引機をディスプレイする店があったりするのは、ニューヨークも同じですが。(あくまで名目はインテリアなんでしょうが。)
景観
さて、街の景観ですが、コペンハーゲンやベルリンとはまた違った雰囲気です。
ヨーロッパの中でも比較的歴史が長い国であることから、コペンハーゲンやベルリンに比べても古い建物の比率が多く感じられます。
デンマーク・コペンハーゲンは、まるで魔女の宅急便の世界観。
ただ悪くいうと、古くなりすぎた建物も多くあり、外観から一見して斜めになっている家や、前面部が剥がれ落ちそうになっている家も。
これはどういう仕組みなんだろう。ハリボテみたい。
観光客向けのショッピングエリアは古い建物の内装を作り変えただけのものも多いです。
ショッピングエリアを抜けると、川沿いに住宅街が広がり、そこに点々と小さな店舗やギャラリーなどがぽつぽつ。
さらにそこを抜けると、美術館エリアです。
数々の名美術館たち
美術館エリアでまず最初に迎えてくれるのは、アムステルダム国立博物館。
建物の中にはトンネルから入ります。
外観とは打って変わって近代的な建築。
ここのレストランは有名みたいです。
エントランス。奥から中に入れるみたいです。入りませんでしたけど。
有名な、レンブラントの「夜警」などの作品が、ここで見られます。興味のある方は是非。
さて、トンネルを抜けると有名なアムステルダムのモニュメントへ。
観光客が溢れ、自分だけで記念撮影をするのは至難の技です。
人が集まる場所に、パフォーマーなどがいるのはどこも同じですね(笑)
ゴッホ美術館と近代美術館。
近代美術館では、デザイナーのマーセル・ワンダース特別展が開催中でした。
僕の好きなタイプではないですが、ゴージャスさ溢れるハイクオリティな作品群に思わず息を飲みました。
アムステルダム中央公園内をぐるっと回り、駅近くへ戻ります。
外食が高すぎる
安い夕食を求めてチャイナタウンへ。
€3、4で簡単なB級グルメが食べれるベルリンと違い、アムステルダムは基本€10前後のレストランばかり。
何かあるだろうと足を運んだチャイナタウンで、何とか€8くらいの店を見つけるも、正直「このレベルでこの値段か・・・」と思うものばかり。
悩むも諦めて€8でビュッフェ形式の食べ放題の中華料理屋で妥協するも、やはり味はそれなり・・・。まぁ食には元々期待してなかったしいいか。
飾り窓の女たち
さて、チャイナタウンを一つ隣のストリートに入るとお待ちかね(?)のレッドライトディストリクト。
通称「赤線通り」とか「飾り窓通り」と呼ばれるエリア。
ここは通りに面して無数の窓が設置されており、その窓の向こうから、下着姿のヨーロッパ女性達が男達を誘っています。
利用したわけではないので詳しいことはわかりませんが、どうやら利用のステップはこんな感じ。
- お気に入りの女の子のいる窓の前にいくと、女の子が窓をあける。
- サービス内容と値段を交渉する。詳しくは他所でググってください。
- 交渉が成立すると、その窓から部屋の中へ。そこでカーテンが閉められ、サービスが始まるようです。
お金はどのタイミングかわかりませんが、価格は聞いた話だと€50から€100くらいが相場だとか。
チラ見しただけですが、ハイクオリティのヨーロッパ美女が勢揃いなので、通りで堂々とお姉ちゃんと交渉する勇気のある男子は、機会があればチャレンジしてみては・・・?
ちなみにここには、セッ⚪︎スショーやストリップなどもあるっぽく、もはや男たちの欲望が作り出した街と言えます。
こんなところの前を普通に子供達が歩いてたりするカオスっぷり。
怖いのが病気ですが、実はこのエリア、アムステルダム観光局がお姉ちゃん達の健康管理をしているらしく、その手の対策に関してはしっかりしているようです。(だからといって絶対安全というわけではないので、ご利用は各自の責任で。)
街をあげてこのような事が起こっているなんて、日本人の感覚では想像できませんね・・・。
あと、確認はしてませんが「ふくよかな女性」「お年を召された女性」「飾り窓の男」など、ニッチな需要にも対応したエリアがあるそうです。ハンパねぇ。
僕がいった時間は夜七時ごろで、飾り窓の開き具合は50%といったところ。
まだ日も落ち切ってないのにそのレベルだったので、日が落ちた後は一体どうなってるのか。
こう思った。
常識が違う。
引いてるわけでも驚いているわけでもなくただ、感覚が根っこから違うんだろうな、と感じました。
風俗もマリファナも、僕の社会ではけないもの、のように扱われていますが、彼らの中では生活の一部分であり、当たり前のことなのでしょう。
この感覚は他では味わえなかったものなので、そういう意味では是非一度行ってみるべき都市だと思います。
もっとディープなアムステルダムが知りたい方は
続く。
次は…アムステルダムのIKEAで朝食を。市街地を南から抜けスタバのコンセプトストアでデザインを堪能した一日。
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