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海外で運転する前に知っておきたい交通ルールやレンタカー保険のこと

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「帰国子女、右車線走りがち。」

海外での運転は、日本とは全く異なります。

ぼくはアメリカで運転していましたが、日本とはかなり違う運転事情に最初はかなり戸惑いました。

ガソリンや交通ルール、保険のことなど、事前に知っておきたいことをまとめましたので、海外で運転する前の参考にしてください。

目次

ガソリンスタンド

日本ではレギュラー/軽油/ハイオクなどの分類がありますが、海外でのガソリンの種類や呼び名を知っていないと、トラブルになりかねません。

自分が使う車に入れるべきガソリンと、それぞれの種類の呼び名くらいは事前にしっかりと抑えておきましょう。

例えばアメリカでは、それぞれの呼び名は以下のようになっています。

Regular Unleaded無鉛のレギュラー
Unleaded Plus/Super無鉛でレギュラーより品質が良い
Premium Unleaded無鉛のハイオク
Leaded有鉛
Dieselディーゼル

これ以外に、数字で表記されている場合もあり、レギュラーは大体87で、数値が上がるほど品質の高いものになります。

基本的にはレギュラーを入れておけば大丈夫なはずですが、必ずレンタルする前に確認しましょう。

またガソリンスタンドでも支払い方法が日本とは異なる場合があり、特にアメリカのセルフ式は売店での先払いなので、初めては戸惑う人が多いです。

アメリカのセルフ式の支払い方
ポンプの前で停車後、「Pay first」と書いてあれば、売店で”自分使うスタンドの番号”と”何ドル分入れたいか”を伝え、先に現金かクレジットカードでお金を払います。書かれていない場合は、後払いか日本のセルフ式と同様、ポンプで決済となります。不正防止のため、日本のクレジットカードは使えないことが多いです。

基本的なルール

当然のように各国にはそれぞれの交通ルールがあります。

中でも、ぼくのいたアメリカには州法というものがあり、各州それぞれに違った道路交通法が存在するなど、日本とは全く異なった常識が存在します。

運転する前にこれらをしっかり把握しておかねば、思いもよらないところで捕まり罰金を払わされてしまう可能性もあるので、十分に注意してください。

意外と知らないアメリカの交通ルール

ぼくのいたアメリカで、日本人に馴染みのない代表的なルールをまとめてみました。

  • 左ハンドル、右側通行
  • 距離、スピードの表記はマイル
  • 複数人で乗ってる車専用のレーンがある(Carpool Lane)
  • 赤信号でも右折可能。
  • 踏切で一時停止しない
  • 歩行者優先ではない
  • …etc

と、このようにアメリカ特有のものも多いですが、基本的な違反に関しては日本の交通ルールを基準に考えていればいいでしょう。

保険について

海外でレンタカーなどで車に乗る場合、必須なのが保険。

日本でも皆さん当然自動車保険には加入されていることと思いますが、保険なしに車に乗るなんて自殺行為もいいところです。

しかも、万が一海外の慣れない環境下で事故を起こす、もしくは巻き込まれたりした場合、保険に入っていなければ、金銭的にだけでなく、下手したら裁判沙汰などのトラブルに発展する可能性もあります。

そういう事態を避けるためにも、各国の自動車保険/レンタカー保険事情はしっかりと抑えておきましょう。

以下に、アメリカで一般的なレンタカー保険について紹介します。

加入必須の保険

LP – 自動車損害賠償保険(対人・対物保険)

運転中の事故による対人。対物の賠償責任金額を保証する保険。

カリフォルニア、ニューヨーク、メリーランド、マサチューセッツ、ミシガン、サウスカロライナ、ヴァージニア、ウェストヴァージニアでは、レンタルした時点で自動加入。

これ以外の州でレンタルした場合は、後から紹介する任意保険のLISへ加入した方がいいでしょう。

任意加入の保険

LDW/CDW – 車両損害補償制度

盗難、紛失、破損などによるレンタカーの損害額を免除する制度。

正式には保険ではなく、任意ではありますが大手レンタカーの場合だと料金に含まれている場合があります。

鍵のつけっぱなしであったりとか、火災、天災などによる偶発的な事象の場合は制度の対象になりません。

PAI/PI – 搭乗者障害保険

運転中に保険の契約者や同乗者が事故によって怪我をした場合などに補償される保険。

US約$6/日

PEC – 携行品保険

レンタカー利用中の荷物の盗難や破損による損害を補償。

車上荒らしなどで盗まれたものが対象ですが、現金などは対象となりません。

US約$6/日

LIS/LSI/SIL – 追加自動車損害賠償保険

追加料金を支払うことで、LPによる補償額限度をアップする保険。

LPの補償額が安い、あるいは自動加入出ない場合に加入します。

US約$12~/日


旅のスタイルに合わせて、LPに追加で加入すればいいのですが、日数やプランによっては結構な額になります。

しかし、これらの保険額を一部抑える、あるいは補償額をアップする裏技があります。

クレジットカードの海外旅行保険を活用

いくつかのクレジットカードには、海外旅行保険が付帯しています。

しかしこの海外旅行保険は基本的にレンタカーの補償はしていません。

ただし一部の補償は、上で紹介した保険と同等の効果をもつものがあります。

それが、以下の3つ。

  • 傷害死亡・後遺障害 – PAI
  • 障害治療費用 – PAI
  • 携行品損害 – PEC

上2つはPAIに該当し、一番下がPECにあたります。

ただしこれらは純粋なレンタカー保険ではないので、補償額はやや少なめになります。

それでも、無料もしくは安価な年会費で補償額が上乗せになること、また海外でクレジットカードを使う利便性を考えても、海外旅行保険のためにクレジットカードを用意しておくのは決して損ではありません。

おすすめの海外旅行保険付帯クレジットカード

海外利用で一番おすすめなのは、年会費無料にも関わらず海外旅行保険が充実しているエポスカードです。

傷害治療費用の補償額が最大200万円と無料のカードにしては非常に高く、また海外でのキャッシングをお得に利用することも出来るという優れもの。

即日発行にも対応しているので、間もなく旅行に行くという方にも対応可能です。

それでも現地での保険加入は必須

クレジットカードは確かに補償を上乗せしてくれますが、やはり現地保険の補償額にはかないません。

というわけで、現地でレンタカーの手続きをする際、必ず任意保険を追加で加入してください。

ただし、英語があまり得意でない方などは現地スタッフに英語で保険の説明をされてもわかりませんよね?

そういう方には、日本から海外のレンタカーを予約できるサービスの利用をおすすめします。

あの有名ホテルサイトBooking.comを運営するpricelineグループが運営するRentalcars.comでは、大手レンタカー会社の一括比較を日本語で行うことができ、なおかつ保険の追加手続きなどを全てオンライン上で完了させることが出来ます。

ぼく自身、アメリカ横断をした際に使わせてもらったのですが、サポート体制もしっかりしていて、初めてのレンタカー利用だったにも関わらず迷わず無事にレンタルすることができました。

アメリカに限らず、世界中のレンタカー会社に対応しているので、これから海外でレンタカーを利用しようと思っている方はぜひともこちらをチェックしてみてください。

>>>Rentalcars.com

そんな感じで。

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さがやん
ブロガー/企画屋
仕事や遊びを効率化するガジェットやツールを愛して止まないブロガー。大阪でデザイン制作やスタジオ運営をする会社を経営しながら、田舎の古民家と行き来する二拠点生活を行っています。
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