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節約や健康を考えた、エアコンとの付き合い方。

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エアコンといえば、使いすぎると

  • 電気代が高い
  • 地球環境によろしくない
  • 健康に悪影響を及ぼす

などのネガティブイメージから、極力使わないに越したことがないと考えていました。

しかしこの夏の大阪はあれですね、もうエアコンがないと生活できないくらい暑い

ほんでもってこのあいだから望まない一人暮らしを始めたのですが、エアコンのついていない物件だったので、泣く泣くエアコンを購入しました。

この記事ではぼくが購入したエアコンと、節約や健康について考えたエアコンとの付き合い方について紹介します。

目次

エアコンを購入する時に考えたこと

一応ヨドバシカメラで店員さんにヒアリングをしたのですが、エアコンを購入する時にぼくが伝えた条件が以下の3つ。

  • 電気代は極力抑えたい
  • スマホで操作したい
  • 掃除がしやすい

電気代は言わずもがな、スマホで操作したい&掃除がしやすいというのは絶対条件でした。

スマホでの操作を重要視したのは、「外出時でもエアコンを操作できる」ようにしたかったから。

帰宅前にスマホからエアコンを操作し、部屋を適温にしておいたり、外出時にエアコンを切り忘れても遠隔操作でオフに出来るので、無駄な電気代を避けることができます。

また「掃除がしやすい」というポイントについては、実はエアコンの電気代はフィルターのほこりづまりにかなり影響を受けるという事実を知ったから。

フィルターが汚れて排気性能が低下すると、エアコンが設定温度にするのにより長い時間を要するので、電気代が高くなるようです。

そもそもエアコンの電気代について

エアコンの節約方法については「ノマド的節約術」の記事(【実際に試してみた】エアコンを1ヶ月つけっぱなしにしても電気代は節約できないことが判明・・・。)が詳しいですが、ここでの内容を参考にすると

エアコンの電気代が一番かかるのは、現在の温度から設定温度になるまで

ということであり、一度設定温度になってからそれを維持し続けることができれば、何時間つけっぱなしにしていようが1時間あたりの電気代は大したことがない、ということがわかりました。

つまりはエアコンの電気代を節約するためには、エアコンに無駄な動きをさせないことが重要であるということですね。

実際に購入したエアコン

最終的にぼくが購入したのは、SHARPのH-Hシリーズ。

一応店員さんにもいくつか候補は出していただいたのですが、値段と性能を見てコスパが一番高そうなものを選びました。

もちろん、ぼくの要望の3点は全て抑えてあります。

便利なスマホアプリ

専用のCOCORO AIRというアプリを利用すれば、エアコンを家の中のWiFiに接続し、いつでもスマホから操作が可能です。

電源のオンオフはもちろんのこと、温度や風量、タイマーなど、リモコンでできることは大概設定可能。

もちろん外出中も、家のWiFiがオンになっていれば常時、エアコンの状態を確認することができます。

COCORO AIR

COCORO AIR

Sharp Corporation無料posted withアプリーチ

節約と健康を意識したエアコンとの付き合い方

実際にエアコンを購入してからのぼくの使い方を紹介します。

節約のためのエアコン利用

先に紹介したとおり、エアコンは「設定温度に室温を調節する」までが一番電力を消費します。

逆に設定温度を維持し続けることで電気代を抑えることができるので、ぼくはエアコンをつけるときは以下の4点を意識しています。

  • つける前に部屋の室温を下げる(上げる)
  • 部屋のカーテン・窓・ドアは閉め切る
  • サーキュレーターを使う
  • つけたり消したりを繰り返さない

部屋の室温を下げる(上げる)

エアコンは部屋の室温を設定温度に合わせるように働きます。

つまり、元の室温が設定温度に近ければ近いほどその動作は短くなり、その分電力の消費を抑えることが出来ます。

例えば部屋が閉め切っているせいで暑いのなら、窓を空けて少し扇風機をつけるなどして部屋の室温を少し下げてからエアコンをつけることで、設定温度まで下がる時間を短縮できます。

ぼくもエアコンをつける際は、カーテンを閉めて日当たりを抑え、少し部屋に風を通してからつけるようにしています。

部屋のカーテン・窓・ドアは閉め切る

窓から入る日差しは、部屋の室温に大きな影響を与えるので、エアコンをつける際は極力日光が入らないようにカーテンを締めるようにしています。(我が家は西向きの窓ですがロールスクリーンなので、日の高さに合わせて下げるてます。)

また、当たり前のことですが部屋の窓やドアは閉め切っています。

廊下に熱気がこもりやすいので、当初はリビングのドアを開けっ放しにしてエアコンをつけていたのですが、これのせいでリビングの室温が安定しにくくなり、エアコンに無駄な動作をさせていたようです。

サーキュレーターを使う

室温を安定させるコツは、エアコンから出た空気をうまく循環させることにあります。

なので、エアコンを使う際はサーキュレーターを同時につけて、うまく冷気が循環するようにしています。

単体でも扇風機のように(むしろそれ以上に)使えるので、非常に愛用しています。

つけたり消したりを繰り返さない&風量を自動に設定する

室温の変化を抑えるのがエアコン節約のコツ。

だから、1~2時間の外出でエアコンを消したり、涼しくなったら止めて、また暑くなったらつけて、みたいなのを繰り返していると、その分また下がった分の温度を取り戻すためエアコンは電力を消費しなくてはいけません。

風量を自動に設定しておけば、部屋を設定温度に保つよう自動で消費電力をコントロールしてくれるので、中途半端に止めたり消したりするよりは、風量を自動にしたままつけっぱなしにしておくほうがよさそうです。(もちろん、何時間も部屋を空ける場合は別ですが)

「24時間エアコンをつけっぱなしにした方が安い」という話があるのは、おそらくこれが理由ではないかと。

健康のためのエアコン利用

エアコンであまりに部屋を冷やしすぎると、身体が冷えすぎたり、外との温度差で体調が悪くなったりするので、基本的には28~9度くらいに設定しています。

確かに暑い環境から部屋に入ると、思わず20度くらいまで下げて一気に冷やしたくなるのですが、そこは我慢するとか、先に紹介したcocoro airのアプリを使って事前に28度くらいにしておくとかして、必要以下の室温にしないようにしています。

寝るときは…?

寝る時にエアコンをつけっぱなしにするかどうか問題は自分の中でも永遠の問いなのですが、ぼくは極力つけっぱなしで寝ないよう心がけています。

というのもやはり寝てる間は体温が下がっていくので、朝になると極端に寒くなっていたり、だるさを感じることが多いです。

なので可能な限り、窓をあけてサーキュレーターでしのぐという方法を取ってますが、夜の気温が30度を超えている場合は、もう寝れないレベルになってしまうので、泣く泣くエアコンを29度とかに設定して寝るようにしています。

除湿のほうが安い?

暑さの原因の一つは湿度。

なので、除湿をしっかりすると部屋は涼しくなります。

一説には、冷房よりも除湿の方が電気代が安い、という話もありますが、これは本当らしいです。

SHARPの公式によれば…

現在発売されている機種の除湿は弱冷房除湿運転です。
弱冷房除湿運転の場合、冷房運転よりも少し電気代が安くなります。
※ ただし、ご使用方法や使用環境によって異なる場合があります。
また、2012年以前に発売された一部のモデルでは「再熱除湿」方式を採用している機種があり、再熱除湿の場合は冷房運転よりも少し電気代が高くなります。 ー冷房と除湿運転はどちらが電気代が安いですか?

とのことで、弱冷房除湿運転タイプのものだと電気代が少し安くなるそうです。

ここ最近のモデルは基本的にほぼこの弱冷房除湿運転形式らしいので、電気代が気になる人は除湿モードを積極的に使っていくのもありかもしれません。(古い機種の方は要注意です)

暑さの根本的解決に必要なこと

ちょっとエシカルなライフスタイル」なんてものを提唱している手前、エアコン、本当は使いたくないんです。

だけどないとマジで生活に支障がでる。ただでさえ汗っかきなので、本当に生活がままならない。

でも、根本の解決にはならないんですよね。

むしろエアコン使えば使うほど、地球は少しずつ温暖化に近づいていくって話だし。

本当に涼しくしたいなら、まずは日本の夏がここまで熱くならないような仕組みづくりをしなくちゃダメなんですよね。

そんなことを、エアコンの効いた涼しい部屋で、このブログを書きながら思うのでした。

うーんやるせない。

そんな感じで。

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さがやん
ブロガー/企画屋
仕事や遊びを効率化するガジェットやツールを愛して止まないブロガー。大阪でデザイン制作やスタジオ運営をする会社を経営しながら、田舎の古民家と行き来する二拠点生活を行っています。
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