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【経験談】都会と田舎で二拠点居住をするなら知っておきたいこと

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田舎&都会の二拠点居住生活実施中です。

参考:二拠点生活、始めました。(っていうかもうしてます)

しっかりと二拠点居住になったのは今年の7月ですが、昨年末より頻繁に行き来をするようになっていたので、これはこれで二拠点居住になるのではないかと思い、これまでの約一年の経験から、二拠点居住に必要なモノ&コトについてまとめてみました。

二拠点居住、週末田舎暮らしなどに興味のある方の参考になれば幸いです。

目次

資金について

二拠点居住をしたい、となった時にまずはじめに考えるのがお金のこと。

田舎暮らしをしたことがない人からしてみれば、一体どれくらいの費用がかかるのか、ちょっと想像しづらいですよね。

ぼくも始める前までは、「地方は家賃や物価も安くて過ごしやすいのでは!?」なんて思っていたのですが、こればっかりは人それぞれです。

どのクオリテイの家に住むのか、車は使うのか、食材はどこで買うのか…諸々。

だから、具体的にはいくらくらいかかるか、というのは算出しにくいのですが、ぼくの場合は交通費含め、週末田舎暮らし生活に大体月50,000円前後のコストがかかっています。

これでもかなり安い方です。

二拠点居住をする前ですが、実際に移住してみた時のことを以下の記事にもまとめていますので、よければ合わせてお読みください。

参考:フリーランスのアラサー独身男性が、一年一人で田舎暮らしをしてみた感想。

住まいのこと

居住と言うからには住まいを探す必要があります。

どんな家に住むのかはその地域での暮らしを大きく左右するので慎重に行きたいところですが、住まいを決める方法は色々。

佐用町を例に取ってみてもその種類は様々です。

  • 家を買う
  • 家を建てる
  • 家を借りる
  • 地元の方の家を間借りする

さらには、二拠点居住者を人を集めたシェアハウスであったりとか、一つの家を複数人で共有する、なんて手法もあります。

最初の2つはコストがかかりますが、家を借りたり、シェアするという方法であればかなり費用は抑えられますね。

地域にもよっては、大きな一軒家が10,000円以下で賃貸されていたり、タダで間借りなんて話もザラ。

もちろん、良い物件に出会えるか、どういう条件で住めるかというのは、地域の人たちとの人間関係次第なところもあるので、そのあたりはしっかりと準備したいところです。

参考:都会から地方に移住するなら押さえておきたい。住みやすい場所を見つけるテクニック

移動手段

基本的に田舎の生活では車は欠かせません。

もちろん、駅近くなどに住めばその限りではありませんが、基本的には田舎暮らしに車は不可欠。

というのも、単純に物件同士の距離は離れているし、電車やバス、タクシーの本数も都会とは比べ物にならないくらい少ない。

もちろん車を持っていないなら車体購入料金であったり車検、ガソリン代諸々の維持費がかかってくるので、決して少なくない出費にはなりますが、軽自動車であれば費用も抑えることができます。

ちなみに、友人からの受け売りですが、軽自動車ならどこでもいけてしまうスズキのジムニーがかなり良い感じです。(実際に田舎で乗っている人も多い)

人間関係のこと

田舎で暮らす上でとても重要になってくるのが、地元の人との人間関係。

都会以上に、ご近所づきあいであったり、地域の取組みに対する貢献度は重要視されます。

しかも二拠点居住となると常にそこにいるわけではないので、地域の催事などに可能な限り参加したり、できなくても何らかの形で協力したり意思表示したりなどして、ちゃんと町の人たちに存在を認知してもらいつつ関係を構築していくことが必要。

もちろん、地域によってこういうものをどれだけ重要視しているのかの度合いは全然違ってくるので、ゆるい地域であったり、二拠点居住などに対して理解のある人達が多い地域であるとかなり暮らしやすいです。

ただ、どこにしたってこういうコミュニティは大なり小なり存在しており、そこに入っていかなければ本当の意味での田舎暮らしの醍醐味を味わうことはできません。

実際のところ、ぼくが住んでいるエリアの方々はとてつもなく理解があって、めったに顔を見せないぼくに対しても快く接してくれます。本当のこのエリアで良かったなぁと思うばかり。

ぼくはぼくなりの方法で地域に貢献できればな、と思っていますが、外から来た人間こそ、そういうマインドセットは大事かもしれません。

モチベーションのこと

恐らく、都会と田舎での二拠点居住をする上で最重要ポイントになるのがモチベーションの維持。

正直、たった一時間半の道のりでも毎週のように移動するのには体力も時間も必要ですし、予定は縛られてしまいます。

また、田舎で暮せば暮らすほど都会の便利さが際立ち、やっぱり都会の方がいい、と再認識してしまう可能性も大いにあります。

そんな中で、二拠点居住生活を維持させるモチベーションをどうやって維持していくのか。

やりたくてやるわけだから、無理に維持する必要はありませんし、正直、家を空けておいても誰にも迷惑がかからないのなら、放置したってかまわないわけです。

でもいざ住まいを用意し、現地の人たちとも関わって、色んな準備をしたのに「やっぱやーめた」じゃあまりにも虚しい。

そうならないためにもまずは行動に移す前に、自分がそこで二拠点居住をしたい理由と、その理由を支える想いがどれだけあるのか、自分のモチベーションを維持しうるだけのものがちゃんとあるのかを、事前にしっかりと判断しておいたほうがいいのではないでしょうか。

二拠点居住生活は簡単じゃない。けど…

こんな風に見ていくと、意外と考えることの多い二拠点生活。

その実現には、体力もコストも時間もかかります。

田舎に安い家を手に入れてのんびりスローライフ、なんてそんな簡単な話じゃありません。

それでも、平日は都会で暮らし週末は田舎で過ごすことで得られるモノってとても多い。

少なくともぼくにとっては、一時間半と往復の高速&ガソリン代を引き換えにしてでも、続けたいライフスタイルです。

ちなみに、二拠点居住、週末田舎暮らしについては以下の本がすげー良書です。

いわゆる、「週末田舎暮らし最高!」みたいな本ではなく、程よいミーハーさとそれでいて冷静な視点で、優しく丁寧にその魅力を解説してくれています。

ご興味のある方はぜひ一読してみては。

そんな感じで。

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さがやん
ブロガー/企画屋
仕事や遊びを効率化するガジェットやツールを愛して止まないブロガー。大阪でデザイン制作やスタジオ運営をする会社を経営しながら、田舎の古民家と行き来する二拠点生活を行っています。
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