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表現者がジャンルや型にとらわれず「引き出し」を増やすことの重要性

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少し前に話題になった「登美丘高校ダンス部」のバブリーダンス。

なんとなく知ってはいたのですが、先日PVが完成したということで改めてちゃんと見たらすごく面白くて、ここ数日めっちゃリピートして見てます。

ぼくにとってこれがすごく面白かったのは多分、"隔たり"をわかりやすく超えているのからなのかなと。

バブルのお立ち台ダンスというのはその時代では一斉を風靡していたとは言え、バブル後に生まれたぼくらの価値観からすると、どれだけ贔屓目に見ても決してカッコイイものではないわけです。

実際それを笑う風潮があるから、平野ノラはウケているワケで。

で、これを踊る女子高生たちにとってはきっと各々のカッコイイ基準があって、だけどその基準に"お立ち台ダンス"というものはなかったはず。

だけどそこに「これ使ったら面白くない?」と言い出した人がいて、それを受け入れた子たちが本気で形にした。それが結果、大衆にすごくウケた。

...これってすげー面白いことじゃない?

なんてそんなことを考えていたら、元バンドマン的に思う所がたくさんあったので、書き留めておくことにしました

ジャンルにこだわる人間は淘汰されていくのかもしれない

ぼくはダンスのことは詳しくないので、こういうジャンルの横断的な部分がどれほど起こっているのかは知りません。

ただ個人的にダンスっていうのはすごくジャンルの隔たりが大きい分野だと思っていて、実際身内にも何人かダンス界隈の人がいますが「〜とはジャンルが違うから」とか「〜のジャンルでは有名な人」みたいな話をよく聞きます。

だからこそ余計に、先の高校生たちが決してカッコイイものではない「お立ち台ダンス」のテイストを自分たちの中に取り入れて踊った姿というのはすごく際立って見えました。

なんてことを考えていたらちょうど同じタイミングで、あのロックバンド・アジカンのゴッチがこんなツイートをしているのを発見。

ゴッチがこのFoo Fighterの新譜に対して良し悪しどっち向きの評価をしているのかはわかりませんが、まさにここで言われていることは先の話と同じことで。

いわゆる"古き良き"というか"オーソドックス"なロックバンドっていうのはこれまでと同じやり方では厳しい時代になってきている。

もちろんそれが好きな人達ってのは一定数いるんだけど、そのコミュニティは大きな視点で見ると狭くて、しかもそれを取り囲む社会っていうのは今どんどん多様化していき、新しい試みをする人たちもどんどん出てきている。

その中でジャンルにこだわってコミュニティの山を登ることは、生き残るという視点で見ても、また表現者としても、果たして正しいことなのでしょうか?

業界のトップじゃないからこそ「引き出し」を増やす

もちろんそのコミュニティの中で評価される人になれれば、「稼げる」=「生きていける」ようにはなるのかもしれません。

でも既に固定化されているコミュニティであれば、そこには必ず限界があります。

そのコミュニティを引っ張っていくような存在になり、拡大させていくというのも一つの方法でしょう。

だとしたらなおさら、ジャンルや分野の隔たりは超えていかなくちゃいけない。

また、その立ち位置まで行けない人たちは?

実際、音楽だけで食えている人、ダンスだけで食えている人たちってのは一握りで、だけどもその道を愛し志す人達は絶えません。

そういう人たちがその道の中で生きていくために、あるいは頭ひとつ抜きん出るためにもジャンルを横断することは必要とされていると思うし、それに気づいている人たちはもうすでに、どんどん飛び越えてる。

表現の世界で長く生き残っている人たちを観察すると、単なる技術の高さだけではなく、その「引き出し」の多さがはっきりと見て取れませんか?

もっとポジティブに枠を超えていってもいいんじゃないか

こういうことを言うと「こだわりが〜」とか「業界のやり方が〜」とか言う人もいるんですが、こだわってる間にどんどん業界は衰退していって、新しい価値観が生まれていってるぞ、と。

もっと自分の表現に多様性を持たせなければ、どんどん淘汰されていってしまう。現実としてそういう時代になってると思うし、同じコミュニティの中で若い人たちも次々に台頭してくるはず。

そんな中で自分としての「個」を業界の中で、あるいはもっと広い世界の中で生き残らせるためには、技術の上達だけでなく、その幅を広げなくてはいけない。(これは自分自身にも戒めたいことです。

これって何もそれぞれの分野におけるジャンルだけの話じゃなくて、なんなら音楽しながら興味のある科学の勉強をするとか、そういうことでもいいと思うんです。

それを互いにミクスチャーさせれば、「科学×音楽」で今までになかったものが生まれたりするかもしれない。サイエンス・ロックとか想像つかんけどめっちゃおもろそうだし、それをしっかりと形にすることができれば、その先駆者としての地位を獲得できるかもしれない。

現実として音楽、ことロックに関してはそういう動きはもう活発に行われていて、最近の若いバンドってほんとにバリエーション豊かだなぁと思う。

「ラップとかシンセサイザーとかロックじゃねぇ!」なんて言ってた自分への戒めでした。

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