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Day33. 自然の中でキャンプするのは最高だけど風呂に入らないのは三日が限界だ(グランドキャニオン国立公園)

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ユタからアリゾナへ入って、THEアメリカな景色を堪能し、(不本意ながら)新しいGoProも手に入れ、悠々と旅を再開したわけですが、一つ気がかりだったのが

“思ったほどキャンプが出来ていない”

ということ。

キャンプする気満々で(安物の)キャンプ道具を一式揃えたというのに、これじゃ全然自分の思い描いていたものと違う。

グランドキャニオンの早い者勝ちキャンプ場へ

フラッグスタッフのガソリンスタンドで目覚めたのは朝7時。

と言っても州をまたいで時差が微妙にずれているので、先日までの感覚でいえば朝の6時。多分。
とりあえず起きて周りを確認して、車を走らせてマクドナルドへ行き、トイレで顔を洗って歯を磨いたら、コーヒーだけ注文して出る。

ここまでの一連の流れは、もうほとんど板についてきました。

こういうのが当たり前になりすぎて、日本に帰ってから普通にやれるのだろうかという一抹の不安がよぎります。

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この日の目的地はグランドキャニオン。

予定ではもう少し後に来るつもりだったのですが、GoProが壊れるという予想外の展開によって旅程の変更をせざるを得なくなり、急遽ここで食い込んできました。

何はともあれ、天下の(?)グランドキャニオンで、キャンプ。
なんとも甘美な響きです。

ぼくが目指したのは、グランドキャニオンの南部、サウスリムというエリアにある、予約不可のデザートビューキャンプグラウンド。
詳細>Campgrounds – South Rim – Grand Canyon National Park (U.S. National Park Service)

昨夜フラッグスタッフのマクドナルドで、情報は徹底的にリサーチ済み。
とにかくこのキャンプ場、11:00チェックアウトなので、その前1時間くらいに出る人が多いとのこと。
予約が出来ないので、誰かが出たらそこに入る、というまさに早いもの勝ちスタイル。

いろいろとレビューを読んでいると9~11時頃に入れば空いてたという意見が多かったので、ぼくもそれくらいを目指して向かうことに。

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と、車を走らせること約2時間ほど。

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道中は早くも見慣れてしまったアメリカの荒野の姿でしたが、やはりあの”グランドキャニオン”に来たと思うとテンションが上がるのを隠せません。

で、キャンプグラウンドにも無事到着し、場所も確保。

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ただ時差のことを完全に失念していて、予定では10時前くらいに到着して場所を確保する予定だったのが、実際に到着したのは9時前。1時間戻ってました。

まぁそれでも無事に空きがあったのでよかったです。結構キャンパーの人は朝が早い人も多くて、ぼくが到着する少し前くらいからぽつぽつ入れ替わりがあったみたいです。

ちなみにここは一泊$12

支払いはこのキャンプ場の中心部にある機械にクレジットカードを通して行うのですが、なぜかぼくのクレジットカードは全て通らず・・・。

困っていたら、そこのキャンプ場の管理人であるおじいちゃん(キャンピングカー住まい)が現金で支払わせてくれました。(多分普通はダメ)

もし行く方は現金を用意していきましょう。

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Knorr(クノール)のお湯だけで食べれるインスタント飯。
こいつでさっと朝ごはんを済ませた後に向かったのは、シャワー!

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インフォメーションでもらったマップではちょっとわかりにくかったのですが、道の標識を頼りになんとか到着。

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最後にシャワーを浴びたのはメサ・バーデを発った日の朝なので、ここに至るまで約二日半お風呂に入っていないことになります。
その間、アーチズ国立公園をトレッキングしたりモニュメントバレーではしゃいだりと何かと動き回っていたので、正直もう気持ち悪さは限界でした。(一応ウェットタオルで拭いてますけども)

ちなみにここのシャワーは$2で8分間。地味に高いし、8分てまた微妙な時間です。

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しかも小銭しか使えません。

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メサ・バーデはシャワータダだったのに、同じ国立公園でもエラい違いです。

ちなみに8分というと、男性なら十分そうにも感じますが、なかなかのスピード感です。ぼくはぎりぎりシャンプーを落としきった直後に止まりました。あぶなかった。

同施設内にはランドリーも併設。

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ついでにここで洗濯も済ませます。

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洗濯と乾燥機合わせて$2.75。シャワーに対して良心的な価格。

続いて向かったのは、グランドキャニオン・サウスリムの中心部にあるマーケットプラザと呼ばれるエリア。

ここにはセントラルストアという普通のスーパーがあります。

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値段も別に観光地価格というわけでもなく、割と普通にお求めやすい価格。

国立公園の中にこんなにしっかりした、というか普通のお店があることに、なんとなく違和感を覚えますが、便利なのは間違いない。

サウスリムのビューポイント巡り

国立公園には大概ビューポイントと呼ばれる、公園側が設定しているお勧めのポイントがあって、ビジターセンターでもらえるマップにしっかり記載されています。

セントラルストアで軽くお昼を済ませた後は、マーケットプレイスあkらビジターセンターからぼくの宿泊しているデザートビューキャンプグラウンドまでの間のビューポイントを幾つか巡ってみました。

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これまで、結構な量の絶景を見てきたせいで、正直感動はイマイチかな、なんて思っていたんですがそんなことはなく。

さすがはグランドキャニオンといったところでしょうか。やっぱり、この景色には震えました。

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多分マーケットプレイスからデザートビューに至るまでのポイントは一通り見たのですが、ぼくの拙い言葉と写真でその迫力を伝えきるのは不可能なので割愛します。

っていうかこれはもう、やっぱり直接見なくちゃいけない。
その迫力、衝撃は自分の目で感じてナンボです。

ちなみに、ヤバパイポイント(Yavapai Point)というポイントにある博物館では、この地層について学ぶことができます。

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何万年の時を経て出来上がったこの地層を、今こうしてぼくが見ている不思議。

まるで地球の歴史を見ているみたいだ、なんて同じようなことを過去の記事でも書いたかもしれませんが、リアルにそういう感覚になります。そして、そこから感じる時の流れの中にいる自分という存在の儚さに、不安すら覚えるのです。

グランドキャニオンで考え中

その夜に使う薪を近くの売店で購入して一度キャンプ場に戻った後、日没をみるためにデザートビュー(Deseart View)へ。

「随分と遠いところまで来たもんだ。」

なんて少しイキって物思いに耽りたくなる、そんな景色。
(まぁ物理的には日本側に近づいてるんですけども)

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実のところは沈みゆく日を見つめながら本当に色々考えることが湧いてきて、もう耳からあふれそうでした。

というのも、目の前には規格外の、理解を超えた巨大な地球の歴史の断片。
空も地上も、ありえないくらいでかい。
こんな景色の中ひとりぽつんと座っているぼくの存在とはなんなのか、なんていっちょまえに考えてしまうのです。
友達も知り合いもいないこんな場所で一人こんな景色見てたら誰だってそうなるんじゃなかろうか。ならんか。

ゆっくり沈む日を静かに見つめながら、暴れまわる頭の中の思考を落ち着けた後は、少し感傷的になりながらキャンプ場へと戻りました。

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この日も相変わらずのソーセージと卵とスープ。

見飽きたメニューだけど、今自分の命を繋いでいるのはこれなんだなぁ、なんて考えると、どれだけ安っぽい味でも美味しく、感謝しながら食べれますね。

でも、やっぱりお風呂はできるだけ毎日入りたい。