「将来」っていつ〜?何年何月何日地球が何回周った日〜?

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子供の頃、よく言われた。

「将来、何になりたいの?」

間も無く30歳を迎える今、未だに言われる。

「将来、何になりたいの?」

ブログやったり、デザインやったり、海外旅行したり、DIYしたり、Youtubeしたり…色んなことに手を出して、確かにいつまでたってもぼくは落ち着きがなく子供っぽいから、聞かれる理由はわからんでもない。

まぁ確かにぼくらは多分寿命100歳オーバー世代だろうから、そう言う意味ではぼくはまだまだ「将来」のことを考えられる年齢なのかもしれない。

だがそもそもこの2017年現代において、「将来、何になりたいか」なんてことを考えること自体に、ぼくは違和感を感じる。

そもそも将来っていつの話よ。地球が何年何月何日地球が何回周った日よ。

なにになりたいって、逆にどんな選択肢があるのよ。

それより大事なのは、この超速変化してる社会で、どう生き残っていくかじゃないのん。

なりたいものにすぐなれる時代

子供の頃に聞かれた、「将来、何になりたいの?」の質問に対し、どう答えただろう。

「サッカー選手!」

「お花屋さん!」

「漫画家!」

「ミュージシャン!」

子供が言いそうなやつを適当に想像してみたけど、思った以上にイマジネーションが乏しくて、これくらいしか思いつかなかった。

最近だと「Youtuber!」と答える子もいるらしいが、一方で「コンビニ店員」「公務員」という、ある意味で達観している解答もあるとかで時代の変化って恐ろしいなぁと感じる。

(余談だけど自経験で一番甘酸っぱいのは「ロックスター」)

まあ何にせよ、基本的にはどれもこれも肩書き。

で、このうちの大半は実際のところなるのにはそう苦労しない。

インターネットやテクノロジーが普及して、今ではもうすぐに、なりたいものに大体すぐになれるようになった。

昔は楽器を買わなければミュージシャンになれなかった(と思う)が、今はスマホの無料アプリですら作曲、ライブもできる。

Webデザイナーになりたい人は、ネット上に転がる膨大な情報を読み、実践していけばいい。

今や通販でなんだって売れるし、オンラインの花屋だっている。

Youtuberやブロガーなんていう、どの地点から名乗るのか曖昧な肩書きも多い現代、ぶっちゃけ言ったもん勝ち感すらある。

もちろん、最初の「将来なりたいもの」の裏には「人気」とか「有名」とか「プロ」とかそういうのが隠れている。

だけど大人になればそれは、たゆまぬ努力をした人(あるいはたぐいまれな運の持ち主)のみに許された特別な領域で、99%の人にとっては踏み込めない位置であることに大体気づく。大体は。

その「将来」というキーワードが人生のどのポイントのことを言ってるのかも曖昧だ。

ひと昔前、終身雇用が当たり前だった時代は、一つの職につけば死ぬまでそれが続くケースが多かった(あるいはそれが美徳とされた)イメージが強い。

しかし今は、そして未来は、肩書きを複数持つ、あるいはコロコロと変わるのが普通。

実際ぼくはたった2年で、程度の差はあれど、かなり多くの種類の肩書きを経験した。

例を挙げれば、ブロガー、Webライター、Webデザイナー、起業家、講師、コンサルタント、マーケター、翻訳家、ディレクター、コーディネーター…

もちろん、その道を長くしている人からしてみれば「お前レベルでその肩書きを名乗るんじゃないよ」と言われてしまいそうだが、知らんがな。一緒に仕事をした相手からしてみれば、ぼくはそうなんだから。

肩書き先行ではなく、できることをやっていたらそういう肩書きを使わずには立場を説明できなくなった。

趣味の部分も含めるなら、Youtuberやインスタグラマーだって肩書きに含めるかもしれない。

その肩書きだけで食えてなきゃ、名乗っちゃいけないのか?

2017.04.21

肩書きの価値なんてもはやそんなレベル。

テクノロジーは日々発達し、インプットは蓄積されて価値観は変わり、来年の今頃には全く違う思考になってるかもしれない。

もしかしたら来年の今頃ぼくは、俳優になってるかもしれない。なってないと思うけど。

それくらい、自分が思い描いている「自分の将来」は、自分あるいは周辺環境によって劇的に変化している可能性がある。

自分の将来の前に、社会の未来

自分が今立っている社会は変化し、発展していく。そしてそのスピードは、年々早くなっている。

高城剛さんという人は賛否両論あるし、この「2035年の世界」に書いてある内容も「マジかよ」と思うものは多いが、世界を行き来しまくる彼の文献を読んだことがない人は、話半分でもいいのでぜひ読んでみてほしい。

知らない世界が広がりすぎてて普通に引くし、2014年に発刊されたこの本の一部内容が、すでに現実に顔を見せてるのがわかるはず。

こういう社会の未来ついて言及される時、特に象徴的に言われるのはAI(人工知能)。

これからはAIがどんどん普及し、先に述べた肩書きの半分以上は、AIが奪ってしまうという。

じゃあそんな未来で生き残るための手段としてまず思い当たるのが、絶対になくならない仕事を選択すること。それが何かは知りません。

あるいは、AIが絶対に真似できない、人の手でしかなし得ない技術を身につけることだ。

また、これまで会社組織の中で働く事が広く一般的に良しとされていたけど、今はそれが必ずしも安定をもたらすものではない時代になってきた。

だから組織に依存しない、個人でも稼ぐ力、あるいは生き残るスキルを身につけるということもまた、生き残る手段の一つと言える。

そもそも、これから日本という国がどうなるかもわからない。

不安があれば海外に移住するという選択肢もあるだろうし、円に信用がないなら仮想通貨や外貨を購入して海外の口座に置いておくとか、値の下がらないモノに変えるなどして資産を分散させておくことも考えられる。

いやほんと、未来のことはマジでわからない。

ぼくレベルの人間が多少知識をつけて意識的になったところで、現実にやってくる未来は斜め上だと思う。

だけど、未来を意識して今を生きることと、未来を考えずに今を生きるだけの人はきっと差が出てくる。

特にぼくのように、何をするにしたって時間がかかってしまうようなタイプの人間は、何も意識せぬままでいると、時代が変わって皆が適応した頃には置いていかれてると思う。

だから「将来、なにになりたいか」よりも先に、社会の、世界の未来を考える。

30年後、50年後、100年後、日本は、世界は、地球は、どうなっているのだろうか。

その未来でどう生き残るかを考える方が、よっぽど合理的だ。

価値観や当たり前を信じない

別に自由に将来を想像することを否定しないし、「~になりたい」という夢を描いてもいいと思う。

だけどその自分の将来像は、今自分が生きている社会の未来像の中に描けているだろうか。

マイホームを持つことが、
結婚して家庭を持つことが、
お金が当たり前のように使えることが、
年金をもらえることが、
テロが起きないことが、
食糧危機に合わないことが、

全部当たり前になってやしないだろうか?

年上の、特に親世代からそれより上とこういう話になると、大体説教される。

「そんな簡単に世の中は変わらない。」「常識的にありえない」と。

で、いつも思う。

そうだね、多分あんたらが死ぬまではそんな変わらない。

でもぼくらがその人たちと同じ世代になった頃には、社会は多分、劇的に変化してる。

ぼくには、~年後にはこれが当たり前じゃなくなるよ!!と言い切ることは出来ない。

だけど、これらが当たり前であると信じきることも、また出来ない。

だって、たった70数年前まで日本は戦時中で、ほんの10年前までは「スマホ」なんて言葉もなかった。

団塊世代のおっさんたちが言う常識は、たった70余年の歴史しかない。

価値観や常識は、あっという間に覆る。

それを踏まえた上で変化に対応できる自分を作っておくこと。それがつまるところ、生存戦略、ということなのではなかろうか。

生存戦略と夢は共存する

「生存戦略」なんて言葉を使うとすごくそれっぽいし、なんとなく必死感が出るけど、ここに夢や願望、欲求などはちゃんと共存することができる。

顕著だな、と思うのがイーロン・マスクの例。

テスラ・モーターズの社長イーロン・マスクは人類の滅亡を予期し、火星移住計画を始めた。

移住後、彼は自分の余生を火星で過ごしたいらしい。

この話を初めて聞いた時、とても面白いと思った。

先に書いた、「自分の将来」のことを考える前に「社会の未来」を考えるということは、言い換えるなら「変化していく社会の中での自らの生存戦略を考える」ということだが、字面的に「夢とか言ってらんない」という風にも見えなくもない。

でも実はそんなことは全然なくて、イーロン・マスクは社会の未来を考えた上で、全力で自分の夢(というか欲求)に邁進している。

人類の滅亡という理由か、火星で暮らしたいという欲求か、どちらが先に彼の中に芽生えたものなのかは分からないけど、結局やることは同じだ。

少なくとも彼は、社会あるいは人類の未来に問題を発見しそこに解決索をもたらそうとすると同時に、自分の夢も叶えようとしている。(この計画そのものがどれほどに評価されるものなのかはぼくは素人なので分からないが)

こじつけでもいい。自分の欲求を社会の未来像に結びつければいい。

社会の未来像が自分の欲求を叶えてくれないのなら、その自分の考えが時代に適していないので変えるか、もしくは社会を変えなくてはいけない。

イーロン・マスクはまさに、その後者なのだと思う。

「変化していく社会の中での生存戦略を考え」ることはある意味、「どんな社会になっても好きなことができる自分である」というのと同時に、「自分の夢を叶える社会を作る」ということなのかもしれない。

ちなみに、イーロンがその夢を叶えるためには、あと10年ほどでこの計画を実現する必要があるらしい。

で、逆算したところ時間が全然足りないらしく、時には工場で寝袋を使って寝たり、食事にはこだわらず一瞬で終わらせたりして徹底的に時間を削っているという。

部下にも時間外労働をガンガンに強要するそうで、その目的達成のためには手段を選ばない徹底っぷり。やっぱり天才はどこかおかしい。

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さすがにイーロン・マスクほどのビジョンは持てていないし、人類規模での未来を考えた行動はできていないけれど、ぼく自身、自分なりに未来のことを想像し、生存戦略みたいなものは(常にアップデートしながらではあるけれど)立てている。

今やっておくべきことや「こういうスキルをもっておくべきだろう」という選択をしてはいるつもりだけど、しかし根っこがヌルい人間なので、そのプロセスは全く効率的でない。

特に自分のブログやサイトのように、他人に締め切りを決められていない仕事は劇的に遅い。

こういうことを改善してかないと、偉そうなこと言ってる割に変化してく未来に追いついていけないよなぁ、という自省を込めて、実はこの記事を書いた次第です。

書いてるうちに超広がって何がなんだかわからなくなったけど、汲んでいただけたら幸いです。

なんかすいません。

そんな感じで。

管理人:SAGAT(さがやん)
ニューヨークで五年間の留学後、就職経験無しでフリーランスとして独立。
大阪と兵庫県佐用町で二拠点生活始めました。
ブロガーやりながら、デザインや発信で企業やまちのお手伝いをしています。
人生のテーマは「この世界でどう”楽しく”生き残るか」
趣味は旅とDIY。

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