仕事だからこそ全力で遊びたい。

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先日、新規プロジェクトの調査(って言えばそれっぽく聞こえる)のために、三重県は松阪に日帰り出張で行って来ました。

クライアントへの挨拶と対象物件の下見という見事なまでの仕事目的でしたが、ぼくと同行したデザイナーの最重要項目は、いかに美味しいものが食べられるか。先日から話を伺っていた「とりほる」なるものをなんとしても食べたかったのです。

こんなこと言うと、「仕事なのに舐めてんのか」なんて言われそうですが全然そんなことはなく、むしろ真面目に向き合っているからこそ、全力でその出張を楽しもうというのが基本的にはぼくらのスタンスです。

魅力に感じねば責任は持てない

別にぼくらは「出張にかこつけて遊んでやろう」と思っているわけではありません。
もちろん、クライアントの人を投げやりにしているわけでも、仕事を二の次にしているわけでもありません。

仕事で関わる対象ということは、それに対して責任をもつということ。
だとすればそこの魅力を理解していなければ、決してお手伝いなんてできません。
好きだからこそ熱を持てるし、好きだからこそ責任が持てる。

そのためにぼくらは、関わらせてもらうまちを、物件を、商品をとことん楽しみます。
極論、遊ぶことすら仕事と言えます。

遊び、楽しみ、魅力を知り、好きになること。

クライアントだって、自分のことを、自分のまちを、自分の商品を好きな人に仕事を依頼したいだろうし、ぼくも自分が熱を持てる対象と仕事をしたい。じゃなきゃ不誠実じゃん。

遊ぶことで見える視点

自分自身が好きになる、ということも当然ですが、遊びの感覚で関わらないと見えないものってたくさんあるんですよね。

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ビジネスライクな場面だと、挨拶をして名刺交換して、対象物件を見て、クライアントの話だけをひたすら聞いて、その中だけで問題解決方法を模索して・・・と、どうしても自分が仕事で関わる範囲だけに視点も動きも制限されがち。

だけど遊びに出かければ、仕事とは全然関係の無い人だったり、エリアだったり、食だったり、空気感だったりを味わうことができる。
そういうところから、斜め上だけどすごく素敵なアイデアが生まれることがあります。

「まちにダイブ」という考え方

偉そうに言ってますがこれって至極当たり前のことで、少なくともぼくが尊敬する方達は、皆そうして「遊ぶ」ことで、本質的な問題を解決する手段を見出し、そして成果へと繋げて行っています。

「遊び」が全くなかった上で作られた提案は結局ビジネス的に良くても関わった人たちの共感を得れず、結果長続きしなかったり、頓挫したり。

どれだけ遊び、どれだけ魅力を理解し、どれだけ好きになれたか、そして関わる相手から「どれくらい好きになってもらえたか」が結果、デザインやクリエイション、特にまちづくりという分野には大きく作用します。

先日参加したリノベーションスクールで、スクールマスターの大島芳彦さんがおっしゃられていた「まちにダイブせよ!!」という考え方は、まさにこのぼくの考えを確信に変えてくれました。
>>>第五条 まちにダイブせよ! | 新・公民連携最前線 PPPまちづくり

点ではなく面で遊ぶ

遊び、と言ったってなんでもいいんです。
観光にいくでもいいし、飲みにいくでもいいし、美味しいもの食べるでもいいし。
もしかしたらクライアントが連れて行ってくれたキレーなオネーチャンがいるお店でも発見があるかもしれない。

ただ大事なのは、点でなく面で捉えること。
ピンポイントで、どこが面白い、何が美味しい、ではなく、なぜそれが面白いのか、なぜ美味しいのかをその周辺環境や状況から考える。

ただ楽しさを享受するだけでなく、積極的にその意味を見出そうとする。そこまで含めての、遊び。

そうすることで単純なコンテンツの面白さだけでなく、その歴史や関連性、また知られざる問題点や解決策を見つけることができます。

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少なくともぼくらはそう信じて、遊んでいます。

そんな感じで。

田舎暮らしをしながらサイト運営したり、Webや空間をデザインしたり、ディレクターしたり、文章書いたりしているフリーランス。ブログでは、こんなにも選択肢が多く、だけどなぜか生き辛いこの世界で「どうやったら【楽しく】生き残れるか」をテーマに、日々の暮らしに役立つモノの紹介、効率化、サバイバル術、その他「生きる」ためのあれこれについて書いています。 • • • プロフィール // 問い合わせ // Instagram