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日本から帰ってきたアメリカ人の友人が見せてくれた一枚の写真が衝撃的だった。

Shougeki no ichimai  1

最近はめっきりですが、以前はよく現地在住の人たちに日本語を教えるインストラクターをボランティアでしていました。

そこに来るのは当然、日本に興味がある外国人たちなので、彼らとの関わりの中では色々と日本にまつわるエピソードがあります。

今回紹介するのは、中でも特に興味深かった、スティーブンという友人との話。

日本好きのアメリカ人

ブルックリンで生まれ育った生粋のニューヨーカーであるスティーブンは、金髪青眼色白高身長の爽やか系イケメンで、まるで絵に描いたような”THE”アメリカ人の青年。

グラフィックデザイナーとして働く彼は、よくありがちなアニメや漫画経由で日本に興味を持ったタイプではなく、日本の建築や文化に強く興味を持っていて、よく一緒に寺社仏閣なんかについての話をして盛り上がりました。

日本語の勉強にも物凄く熱心で、かなりの短期間でポケットサイズのノートを日本語の勉強のために何冊も埋めるほど。

そんな彼は、昨秋、数週間の日本旅行に行きました。

彼が嬉しそうに僕に見せた写真。それは・・・

帰って来たばかりのスティーブンと再会し、楽しかった?と聞くと、彼はすごくエキサイティングしながらiPhoneを取り出し、日本に行った時のアルバムを開きました。

よほど僕に見せたい写真があるのか、かなりの勢いでスクロールし、やっと見つけたと思いきや、僕にある一枚の写真を見せて来ました。

「ススム!見てくれよ、これはすごいよ!」

「なんだよ、雷門?金閣寺?」

彼が満面の笑顔で僕に見せたのは、

日本のどこにでもあるような公衆トイレの写真。

「街の中にある公衆トイレがこんなに綺麗なんだ!信じられない!」

その時僕は、衝撃と同時に「あぁ、なるほど」と思いました。

NYの公衆トイレはすごく汚い。

僕がニューヨークにきて最も驚いたことの一つが、トイレの汚さでした。

公園や駅などの公共設置のものは言うまでもなく、街のスタバでさえ悲惨な状態で、僕は思わずエッセイのクラスで「ニューヨーカーはトイレの使い方を親から教えてもらえないらしい」という内容で一作書いたほど。(ナイスジョーク!と先生や生徒には大爆笑でした。冗談じゃないってば。)

ニューヨークで生まれ育ったスティーブンにとっては、そのトイレの汚さが基準だったわけです。

確かに日本の公衆トイレは、時折汚いところにも遭遇したりするものの、大抵の場合はしっかり清掃されています。
かと言って、特別綺麗かと聞かれれば別にそんな印象もないのは、僕らにとってはそれが当たり前だから。

互いの基準のギャップ。

思い返してみれば僕もニューヨークに来たばかりの頃に、学校のトイレのあまりの汚さに写真を撮ったような気がします。

別にそれで日本がスゲェ、みたいな話がしたいわけではありません。
自分の周囲にはないものを見た感動・衝撃を写真に収めるこの心理は、観光客のそれと全く同じなんです。

その地にいる人間、当事者たちにとっては普通なことでも、外から来た人間たちにとってはこのギャップがちょっとしたエンターテイメントにも成り得るんですよね。

些細なところに魅力は隠れている。

日本に興味のない外国人にわざわざお国自慢をしたいとは思いませんが、こうして日本に興味を持ってきてくれるような人たちが感動してくれるポイントというのは、意外なところにあったりするんですね。
そういうものを無くさないように大事にしていきたいな、と思った次第です。

そんな感じで。

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田舎暮らしをしながらサイト運営したり、Webや空間をデザインしたり、ディレクターしたり、文章書いたりしているフリーランス。ブログでは、こんなにも選択肢が多く、だけどなぜか生き辛いこの世界で「どうやったら【楽しく】生き残れるか」をテーマに、日々の暮らしに役立つモノの紹介、効率化、サバイバル術、その他「生きる」ためのあれこれについて書いています。 • • • プロフィール // 問い合わせ // Instagram