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「花燃ゆ」だけじゃない。今、山口県萩市がアツい。~ゲストハウス・rucoを訪ねて~

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大河ドラマ「花燃ゆ」効果で、今話題になっている(?)萩市に遊びに行ったら、面白い発見がたくさんありました。

日本滞在中、福岡へ3泊4日の旅を決行したのですが、縁あって1日だけ山口県の萩市にまで足を伸ばしました。

大河ドラマ「花燃ゆ」で話題になっっているのでご存知の方も多いかもしれませんが、萩市というのはかつての長州藩の本拠地であり、幕末の志士である吉田松陰を始め、久坂玄瑞高杉晋作などを生んだ地であります。

高校の時に司馬遼太郎の名著「世に棲む日日」を読んでからずっと憧れの土地だったのですが、今回たまたま訪ねることが出来ました。

元は志士達の足跡を辿るだけのつもりだったのですが、実はこの萩は今、とても面白い動きを見せているのです。

幕末維新の起点として

現在放送中の大河ドラマ「花燃ゆ」は、かの幕末維新の先駆者吉田松陰の妹である文(ふみ)を主人公に据え、維新志士や後の明治政府に携わる人々を描いています。

この物語の主舞台の一つ、あの長州藩の中心地だったのが、このの街。

日本史好き、特に幕末史好きにとってはここはちょっとした聖地みたいなもんで、僕も高校時代に司馬遼太郎の小説、「世に棲む日日」を読んでから、いつか来てみたいと思っていた場所でした。

そんな萩へとたまたま訪ねる機会を頂いたので、長州の志士たちを生んだ松陰神社への参拝や吉田松陰らの墓参りに行ってきました。

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松陰神社はその名のごとく、吉田松陰が祀られている神社です。

1968年、明治維新100周年を記念して作られた石碑「明治維新胎動之地」。

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幕末好きとしては込み上げるものがあります。

そして、ユネスコ世界文化遺産でもある松下村塾。

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移築ではなく、もともとここにあったそうです。
つまり、ここで吉田松陰と塾生たちが歩き回っていたと・・・!
興奮が止まりません。

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奥には著名な塾生たちの写真が飾られています。
ゾクゾクします。

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ここで、後の英雄たち松陰先生の講義に耳を傾け、日本の未来について声を上げ議論していたのでしょうか。
叶うのであれば、僕もその場に居合わせたかった。

さて、松陰神社から車で少し行った先には、吉田松陰の一族の方たちや門人らの墓所があります。

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手前は松陰の義父、吉田大助のもの。奥が松陰の墓です。

こちらは高杉新作の墓。

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他にも、吉田松陰の家族である杉百合之助、玉木文之進、文、久坂玄瑞など、花燃ゆをご覧の方にはお馴染みの方たちのお墓が立ち並びます。

また隣には、ともに黒船に密航を企てた吉田松陰とその弟子、金子重輔の像。

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あの日、彼らがもし密航に成功していたら日本の歴史は大きく変わっていたはず・・・なんて妄想を抱いてニヤニヤしてしまいます。

他にも萩には、是非紹介したい歴史関連の見どころスポットがたくさんあるのですが、今回本題はまた別。

ゲストハウス「ruco」

萩の町の中心にある萩城の麓から広がる城下町は、その趣ある町並みから小京都とも呼ばれています。

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かつての建築を上手く活かした街づくりからは、当時の雰囲気を感じることができます。

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そんな景色から少し外れた場所に、ゲストハウス「ruco」はあります。

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「流」「交」。街中を縦横無尽に流れる水路のように、訪れる人と萩市の日常を繋ぐ場所にしたい。
公式サイトより

そんなコンセプトを基に2013年に誕生した「ruco」に、縁あって少し立ち寄らせて頂きました。

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ウッドを基調にしたDIY感溢れる素敵なデザインは、アズノタダフミさんとその奥さんのカナコさんによるデザインユニット「Medicala(メヂカラ)」によるもの。

Medicala HP

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一階はダイニングバーになっており、スタッフや宿泊者、その他立ち寄り客らの交流スペース。

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萩の地ビール、「ちょんまげビール」
あっさりした飲み口で、とてもおいしゅうございました。

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配置された小物にも、センスが溢れてます。

ちなみに二階にはオフィスがあり、二階と三階にそれぞれ宿泊スペースがあるそうです。

宿泊したわけではないので、内部の写真はありません。
詳細は以下よりご覧ください。

Booking.comで見る
Agoda.comで見る
公式HPで見る

rucoを起点に街が変わり始めている

はっきり言って僕の目を通してみた萩の街は、雰囲気ある小京都や観光地である維新志士ゆかりのエリアを除いては、少し寂れた印象がありました。

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街には使われていないシャッターが下りた物件が目立ち、若い人の姿も目立ちません。

しかし、rucoを起点に今、この街で変化が起きています。

美容院「kilico」

rucoから歩いてすぐ。角を曲がったすぐ先に、kilicoという美容室があります。

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山口市の美容院で店長を務めていた内田直己さんが、地元に戻ってきて運営を始めたこのkilicoは、2015年の3月に出来たばかり。

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スタッフは内田さん一人。完全に1対1のプライベートな美容室です。

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rucoと同じく、このkilicoのデザインもMedicalaが担当。

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アイデア溢れるこの素敵な空間で、是非髪を切って欲しい。

rucoを起点にした、若手による街の活性化

rucoが出来てから、ここに沢山の若い人が出入りするようになり、それまでの萩の雰囲気が変わりつつあるそうです。

実際、街では見かけなかった和気藹々とした雰囲気が、rucoの中にはありました。

そこに集まる人たちは、例えば大学を休学して旅をしている人だったり、萩に一ヶ月滞在している人だったり、あるいはちょっとした旅行の人だったり。

ジャンルのバラバラの人たちが、そこに集い、語らう。

そういう空気の発信源としての役割を、rucoが果たしているように見えます。

実際、rucoを起点としてkilicoが出来て、kilicoのすぐ斜め向かいには、今度はパン屋さんができるそうです。

そのパン屋さんの施工をrucoの宿泊者が手伝っていたりもして、新しいコミュニティが形成されているのを肌で感じることができました。

この辺りにはまだまだ使われてない安い(らしい)物件もたくさんあり、これから萩を盛り上げたいと思う若者等にとっては、資源が溢れているようにも見えます。

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↑はkilicoの外観

rucoの代表を務める塩満直弘さんは、萩出身

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これでもかと言うほどの地元LOVER。
そして、人LOVER。
初対面の僕にすら、全力でハグしてくれたその陽気な人柄が人を惹きつけ、そして萩に人を呼んでくるのでしょう。

rucoのFacobookeページなどでも、その精力的な活動が伝わってきます。

是非チェックしてみてください。

さいごに

2018年は明治維新から丁度150年。

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(via:明治維新150年 萩市観光協会「ぶらり萩あるき」)

明治維新胎動之地として名を馳せるこの萩が、この年盛り上がるのは間違いありません。

この年に、是非またこの街に戻ってきたいと思います。
それまでに、rucoを中心としたこの萩の町がどのように変化しているのか、どれほど面白くなっているのか、今から楽しみで仕方ありません。

 
 
 
そんな感じで。

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カテゴリ:[ソーシャルネットワーキング][仕事効率化]

田舎暮らしをしながらサイト運営したり、Webや空間をデザインしたり、ディレクターしたり、文章書いたりしているフリーランス。ブログでは、こんなにも選択肢が多く、だけどなぜか生き辛いこの世界で「どうやったら【楽しく】生き残れるか」をテーマに、日々の暮らしに役立つモノの紹介、効率化、サバイバル術、その他「生きる」ためのあれこれについて書いています。 • • • プロフィール // 問い合わせ // Instagram